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オナニーを皮で刺激するのはNG?遅漏を目指すなら皮は不要?

余った皮を動かしてマスターベーションを行う方法を、「皮オナ」と言うそうですね。

(包茎の相談で来られた患者様に、教えていただきました)

マスターベーションを亀頭で行う方、皮を動かす方に分かれますが、今回は「皮を動かすマスターベーションのメリット、デメリット」について解説します。

オナニーを皮で刺激すると気持ちいい?

多くの男性が中学生ころからマスターベーションをはじめるため、「皮がかぶりまだむけていない状態」で行います。

皮を使ったマスターベーションが若いころから当たり前になり、長年その方法を続ける方も少なくないようです。

「自分にとって慣れている当たり前のやり方」のため、皮を使ったほうが射精しやすい、タイミングをはかりやすい、というのはあるかもしれません。

オナニーを皮で刺激するリスク

皮を使ってマスターベーションを行う場合、デメリット(リスク)はあるでしょうか?

早漏になる

考えられるデメリットとしては、「皮を使ったマスターベーションは亀頭を刺激しないため、亀頭が弱く敏感なまま=早漏であるケースが多い」ということです。

マスターベーションは自分自身で加減ができるため、亀頭を刺激せずに皮をかぶせたままで動かすことが可能です。

そのほうが慣れていて、射精しやすい方も多いでしょう。

ただ、パートナーを伴った性行為の際は、不意に皮がむけてしまい、敏感な亀頭が露出することもあります。

亀頭が刺激に弱い、皮が過剰に揺れて刺激が高まる、という点から、射精がコントロールできない「早漏」で悩む方が多くなると考えられます。

早漏の改善策のひとつとして、普段から皮ではなく亀頭を刺激するマスターベーションを行うことをおすすめします。

皮が伸びる

マスターベーションの頻度によりますが、多い方はほぼ毎日行う方もおられます。

皮を使用したマスターベーションを繰り返すと、ペニスの皮が徐々に伸びていくことも考えられます。

余った皮がさらに伸びるため、ますます包茎の状態から脱することができない環境となります。

不衛生になる

皮を使ったマスターベーションを行う際、亀頭に皮をかぶせてそのまま射精する人もいるようです。

亀頭が敏感なため射精後にティッシュで亀頭を拭くことを避け、そのままペニスを下着にしまう人もおられるようですが、衛生面で考えると到底おすすめできません。

亀頭が汚れた状態で皮に覆われるため、雑菌が増え臭いが出やすくなる、亀頭や尿道口に炎症が生じる、などが考えられます。

皮をかぶせたまま射精する場合、亀頭を洗う、拭く、乾かすなどして清潔を保つことが必要です。

オナニーを皮なしでやるメリット

皮を動かす方法ではなく亀頭を刺激するマスターベーションを行うことで、以下のメリットが挙げられます。

遅漏を目指せる

前述したとおり、皮を使ったマスターベーションは亀頭が敏感なままで鍛えられることがないため、早漏になるケースが考えられます。

常に亀頭を露出させ、マスターベーションも亀頭を刺激して行うことで、鍛えられて刺激に強くなります。

射精をコントロールしやすくなる「脱早漏」の効果が期待でき、遅漏を目指す方にとってよい方法と言えるでしょう。

女性に挿入するのと近い感覚になる

パートナーを伴ったセックスでは、皮がむけないカントン包茎や真性包茎の方以外、亀頭が露出し膣に直接あたる状態となります。

皮を使わずに亀頭を直接刺激するマスターベーションは、セックス時の「膣に挿入している感覚」に近いと言えるでしょう。

慣れるまでは亀頭がビリビリした「痛がゆい」「くすぐったい」という感覚があるかもしれませんが、徐々に慣れていきます。

衛生的に良い

亀頭を露出させてマスターベーションを行うと、皮と亀頭の間に射精した精液がたまりにくく、射精後も乾いた清潔な状態を保ちやすいというメリットがあります。

衛生面を考えるならば、亀頭を露出させた方法がよいでしょう。

女性との行為を楽しみたいなら「皮オナニー」は卒業するべき

女性との性行為を楽しむために、「皮を使ったマスターベーション」をやめることをおすすめする理由として、以下が挙げられます。

まずは包茎を卒業

包茎の状態の場合、皮を動かす「皮オナ」に頼ってしまう方も多いでしょう。

包茎ではない方、包茎手術を受けた方は、亀頭を刺激するマスターベーションが当たり前になります。

それによって、「早漏が改善される」「衛生的である」というメリットを得ることができます。

ペニスの皮の悩みはネオ形成外科へ

包茎や早漏の悩みは、なかなか他人に相談できないかと思います。

長年ひとりで悩まれる方も多いですが、ペニスの悩みは考えていても解決しません。

私たち専門クリニックへご相談いただければ、効果的な方法をご提案いたします。

「切らずに治したい」「料金は予算内でおさまるか?」などのご要望・ご質問にも丁寧にお答えいたします。


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まとめ:オナニーを皮で刺激するのに慣れすぎるのは危険

皮を動かすマスターベーションに慣れるとデメリットが多いことは、前述したとおりです。

早漏で悩む日本人男性は多く、その一因に「皮によるマスターベーション」がたびたび挙げられます。

勃起時に亀頭を露出させて直接触れることを繰り返すことで、亀頭を鍛えることで「早漏改善」を目指すことをおすすめします。

柴田 健了(しばた たけのり)

京都大学医学部卒。日本形成外科学会専門医。長年の治療実績、論文の成果が認められた医師のみが認定される日本形成外科学会専門医の資格を持つ。20年以上形成外科・美容外科の専門医として従事し、大手美容外科を経て、ネオ形成外科を開設。▶公式サイトURL:https://mens.fairclinic.jp/about/

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