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18歳・19歳でちんこはどうあるべき?18歳・19歳で皮がむけてないのは?

年齢を問わず、ペニスの大きさ・長さ・包茎の状態に悩む人は大変多くおられます。

ネオ形成外科にも若い人からの問い合わせを多くいただき、中学1年生以上であれば保護者同伴でカウンセリングをお受けいただけます。

思春期を経て成人となった、18~19歳の方々からも多くのご相談をいただきますが、その年齢のペニスはどのような状態が一般的なのでしょうか?

今回は18~19歳前後のペニスの大きさや包茎の状態について、解説いたします。

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18歳・19歳でちんこ(ペニス)は普通どうなる?

「ペニスは死ぬまで成長する」「今は小さくても年を取ればペニスは大きくなり、包茎も治る」と思っている人がおられますが、それは大きな誤解です。

体の成長期の終了とともに、ペニスの成長も終わります。

つまり、成長期が終わる18~19歳以降はペニスの大きさが変わる可能性は低く、その年齢で包茎であればその先も包茎のまま、となります。

20歳を過ぎて急に身長が伸びないように、ペニスも変わることがないとお考えください。

18歳・19歳でちんこ(ペニス)の皮がむけてない人の割合

18歳から19歳は、高校を卒業し大学生・専門学校生・社会人となる方が多い年齢となります。

前述したようにペニスは体の成長期を合わせて大きくなるため、18~19歳はペニスの成長はほぼ終わっていると考えられます。

非常に稀に、20歳を過ぎて身長が伸びるなどのケースもありますが、とてもレアケースです。

簡単に皮がむける仮性包茎を含めると、日本人のおよそ8割(または8割以上)は「包茎」に分類されます。

そのうちの7~8割は、勃起時は容易にむけるが普段はかぶっているという「仮性包茎」と言われています。

18歳、19歳以降も包茎である人の割合は8割と考えると、「日本人のほとんどが包茎なのか!」と安心できる人もおられるデータかもしれませんね。

いま18歳・19歳の人が包茎のちんこ (ペニス)を20代以降も放置するデメリット

何度かコラムでお伝えしていますが、多くの日本人男性が「ペニスは何歳になっても成長する」と誤解しています。

体の成長が終了する18歳前後からあとに、ペニスが伸びる、亀頭や陰茎が太くなる。包茎が治ることはほぼ考えられません。

しかし、「いつか自分のペニスは成長する」と夢を見てそのまま放置する人もおられます。

特に包茎の状態は、「中年になるとペニスが急に伸びて皮が後ろに下がり、むけた状態に変わる」という都市伝説的な噂もあり、それを信じて放置する人も少なくありません。

20代以降も包茎を放置すると、どういったデメリットがあるのでしょうか?

不衛生で病気にかかる可能性がある

ペニスは見た目や機能面が重視されますが、実は「排尿する」という大きな役割があります。

体内に不要なものを尿道口から排出するため、「体の中で肛門と同じく汚れやすい器官」と言えます。

包茎は尿・汗・垢・ほこり・精子のカスなどが亀頭に付着し、その上から皮がかぶり高温多湿で蒸れるため、不衛生な状態となります。


においを発する、ペースト状(のり状)の垢である恥垢(ちこう)がたまりやすい、などのデメリットがあります。

自分自身や女性が不潔に感じるだけでなく、不衛生な状態を維持していることとなるため亀頭や包皮が炎症を起こし、弱りやすくなります。

包皮炎や尿道炎を起こしやすい、性病(STD、性感染症)に罹患しやすい、という点は包茎の最たるデメリットとなります。

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大人なのに男性器が小さく見える

包茎のデメリットのひとつに、「ペニスが小さく見える」というものがあります。

亀頭が包皮で包まれていると、亀頭そのものは見えていないため、小学生くらいの子どものペニスと変わらなく見えてしまうのです。

サランラップで巻かれたように、亀頭や陰茎が圧縮される、包皮の先端がペニスを体内に押し込めるため短くなる、などが小さく見える原因です。

また、包茎はペニスの成長期に包皮で強く圧迫しつづけるため成長を阻害し、亀頭や陰茎が小さい、細い、短いなど短小のままで成長を終えるケースもあります。

包茎は実際にペニスが小さく見えるだけでなく、成長を妨げることで短小ペニスのままで大人になってしまう要因にもなります。
早漏になる

「包茎は早漏になりやすい」という話を、よく耳にすると思います。

この説はその通りで、亀頭という非常に敏感なゾーンが日常的に包皮で包まれ守られていると、外の刺激に弱い組織になります。セックスやマスターベーションで興奮しているとさらに感度が増すため、より敏感な環境になるのです。

包茎の人の亀頭は外の刺激に弱い、さらに興奮で感度が増している、それに加えて皮の余りが陰茎をこすって刺激が増す、という状態は「三重苦」となり、ますます射精を早める原因となってしまいます。

早漏ペニスは女性にとってセックスで満足感を得られないことが多く、「この人とセックスしても気持ちよくない」「中途半端なセックスで終えてストレス」という感想を与えてしまいます。

早漏のためセックスに自信が持てなくなる男性は多く、悩みが深まりセックスを避ける、勃起不全になる、などの弊害を生むことがあります。

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18歳・19歳でこの種類の包茎だと緊急性は高い

18歳、19歳になっても包茎の場合、即座に治したほうがよい種類の包茎はあるのでしょうか?

キーワードは「締め付け」で、その年齢になっても「締め付けがある」または「締め付けが強い・強すぎる」などの包茎であれば、早急に手術を検討することをすすめています。

どういった包茎の場合に手術をすみやかに検討したほうがよいか、理由とともに解説します。

真性包茎

まったくむけない、またはむくことが非常に困難な包茎を、「真性包茎」といいます。

仮性包茎と並んでメジャーな包茎なので、ご存知の人も多いでしょう。

皮の先端がほぼ開いておらず、亀頭の周径に比べ狭い場合、亀頭を出すことができません。

むけないため洗うことができず、子どものころからの汚れが蓄積されて非常に不衛生な包茎です。異臭を放つこともあり、ペニスの衛生面を気にする女性がセックスを避けることもあります。

勃起や性行為はできるものの、セックスで女性の挿入すると皮が後ろに引っ張られ、狭い穴が無理に開かれようとするため男性は強い痛みを感じます。

セックスは気持ちいいものではなく苦痛なものとなり、途中で断念するケースもあります。

真性包茎でもパートナーを伴ったセックスは可能ですが、痛みによって「膣内で射精まで至らない」、精液に汚れが混じるため「妊活時に精子に影響する」などのデメリットもあり、奥様が真性包茎のご主人様を連れてクリニックへ来られることもあります。

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カントン包茎

「もっとも危険な包茎」と言ってもよいのが、「カントン包茎」です。

皮の先端の締め付けが強く、せまくて亀頭を露出させにくい状態です。

「自分は仮性包茎か真性包茎か、むけないのでわからない」という人も多かったのですが、「カントン包茎」であることをネットで知ったというケースも多いようです

むけない真性包茎以上に、なまじっかむくことができるカントン包茎による勃起や性行為(セックスやマスターベーション)は危険です。

カントン包茎は、皮の先端が輪ゴムや硬い針金のような状態のため、無理にむくと亀頭の真下で強く締め付け、皮をもとの位置に戻せなくなるケースがあります。

そのまま勃起させると亀頭の真下で血流が遮断され、亀頭に流れた血液が循環しなくなり古い血液がたまった状態となります。

この状態をうっ血(うっけつ)と言い、放置すると亀頭への血流が止まり、組織が腐る壊死(えし)を起こす危険があります。

万一そのような状態となった場合、締め付けを除去する、皮を戻すなど緊急を要する状態となります。普段は皮をむかずにいる人が興味本位でむいてしまい、皮が戻せなくなるケースがあります。

また、セックスやマスターベーションの最中に不意にむけてしまった、女性が面白がってむいて、皮が戻らなくなることもあります。

18歳以上で2カントン包茎の場合、特に勃起したときは皮をむかないよう注意してください。

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18歳・19歳で自分のちんこ(ペニス)が不安なら1度は専門医への相談を

成長期が終わったペニスが包茎の場合、その後に自然に治ることはありません。

ネット等で「包茎を自分で治す方法」などを調べると、根拠のない面白半分にも似た方法が多く出ており、専門医として「危険だな」と感じています。

締め付けが強い人ができるだけ皮の先端の狭さを解消するために、むくトレーニングをすることを推奨するものもありますが、万一戻せなくなると非常に危険です。

道具等で治るものではないため、重度の包茎で悩んでいる場合は専門医・専門クリニックの診察を受けることをおすすめします。

安全で確実な対処について、アドバイスが受けられます。

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自分の包茎の状態を詳しく知れる

自分自身の包茎が、仮性包茎、カントン包茎、真性包茎のどれに該当するかわからない人も多くおられます。

手術が必要なのか、放置していてもよいのか、判断がつかない人も多いでしょう。

専門医は状態を診察し、皮をむいても危険ではないかを判断します。

包茎を正確に診断し、状態に応じた生活の過ごし方などのアドバイスを受けることができます。

相談だけで手術はしない人も多い

診察カウンセリングを受けたからと言って、手術を決断する人ばかりではありません。

本当に手術が必要かを、何年もかけて検討する人もおられます。

特に仮性包茎は、むいて清潔を保つ、早漏にならないよう亀頭を刺激することに慣らすなどの対処によって、包茎ではない人とほぼ変わらないペニスとして過ごすこともできます。

診察カウンセリング=手術を受けなければならない、ということはないので、安心して受診なさることをおすすめします。

まとめ:18歳・19歳の時点で自分のちんこ(ペニス)と向き合うのは大事なこと

18歳、19歳のペニスは成長することはないため、包茎や短小の状態が変わることはありません。

いつか成長するかもという思いはなくして、「そのペニスで生きていくか?」と向き合うことも大事です。

「包茎はいやだ」「小さいペニスが恥ずかしい」「短いペニスがコンプレックス」という思いを持って、一生過ごすことに抵抗がある人もいます。

その場合、勇気をもって専門医の診察を受けることをおすすめします。

きっとよいアドバイスが受けられると思います。

深く悩みコンプレックスになる前に、私たち専門医へどうぞご相談ください。

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柴田 健了(しばた たけのり)

京都大学医学部卒。日本形成外科学会専門医。長年の治療実績、論文の成果が認められた医師のみが認定される日本形成外科学会専門医の資格を持つ。20年以上形成外科・美容外科の専門医として従事し、大手美容外科を経て、ネオ形成外科を開設。▶公式サイトURL:https://mens.fairclinic.jp/about/

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