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高校生以降ちんこはどう変化する?専門医に相談するべき人の特徴も解説

「16~18歳前後となる高校生の年齢以降も、ペニスは成長する?変わらない?」というご質問を多くいただきます。

高校生の方々からのご相談だけでなく、保護者の方、中にはすでに20代になった方が「いまからでもペニスの成長は見込めるのか?」「もう自然に大きくなることはないのか?」という趣旨でご質問なさるケースも多くあります。


今回は、「18歳以降のペニスの大きさの変化」にスポットをあて、解説いたします。

高校生のちんこの特徴

高校生の年齢となる16~18歳前後の男性のペニスは、どのような特徴があるでしょうか。

亀頭に張りがある

中高年男性の亀頭と比較すると、高校生の年齢の方々の亀頭は非常に張りがあることが特徴です。

血流もよいため健康的な色をしており、「パンと張りがあるエネルギーがみなぎった」印象を受けます。

年齢を重ねるごとに亀頭も老化するため

  • シワシワになる
  • 皮が切れやすくなる
  • 亀頭表面にシミやほくろが増えてくる

など見た目や機能面ともに「老いた亀頭」となります。

勃起力が高い

高校生のペニスは血流(血の巡り)がよいことから、勃起するとパンパンにふくらみます。

中高年のペニスが十分な勃起状態になるまでに時間がかかることに比べると、高校生のペニスは完全な勃起状態になるまでのスピードが非常に速いと言えます。


また、刺激に敏感であることから、勃起する頻度も多くなります。

「勃起力が非常に高い」と言え、若々しいペニスの象徴でもありますね。

高校生がちんこの成長期の最後

体格や身長が変わる「体の成長期」があるように、ペニスにも「成長期」があります。

体の成長期と同時期であることが多いですが、15~18歳前後がピークとなります。

18歳を過ぎて急に身長が伸びるケースは非常に稀ですが、ペニスも同じとお考えください。

高校生の年齢となる16~18歳前後でペニスの成長はほぼ終わり、その後に亀頭や陰茎の大きさが自然に変化する(大きくなる)ことは考えにくいです。


高校生を卒業するころのペニスの大きさが、「自分のペニスの完成形」と考えるとよいでしょう。

高校生によくあるちんこの悩み

勃起力が高く、ペニスの成長の最後のチャンスとなる高校生のペニス。

高校生の男性は、どういったペニスの悩みを持っているのでしょうか?

皮が剥けない

ペニスの成長過程のため、皮が亀頭に覆いかぶさる「包茎」の状態であるケースが多く見受けられます。

皮の先端が締め付けたままのこともあり、亀頭や陰茎が成長によって膨らむことで、締め付けが徐々に広がりむけやすい環境が作られていきます。

現在高校生で皮がむけない場合、この先でペニスが成長してむけるようになる、またはむけやすくなる可能性があります。


ペニスの成長のためにも亀頭が皮で覆われた状態は避けたいため、できるだけ日常的に皮をむくくせをつけておくとよいでしょう。

ただし、締め付けがあるのに無理に皮をむくと、陰茎に締め付けが食い込んで戻せなくなる危険性があります。

締め付けのあるむけにくい包茎の場合は、お風呂で皮膚が温まった状態のときに、少しずつゆっくり、繰り返し皮を後ろに下げて先端を広げるトレーニングをするとよいでしょう。

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早漏が気になる

高校生の場合、皮をむいて亀頭を露出させることが少ないため、外の刺激に弱い「早漏(そうろう)」であるケースが多いです。

若いと性的な興奮を受けやすいこともあり、亀頭の刺激の弱さも相まって、早々に射精してしまう人も少なくありません。

女性とのセックスの経験が増えたり、亀頭を刺激するマスターベーション(オナニー)を心がけることで亀頭は鍛えられることがあります。


早い段階から、できる限り亀頭を露出させて性行為を行うことで、亀頭が強く鍛えられる可能性があります。

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周りに比べてサイズが小さい

高校生のペニスは、成長期前かすでに成長を終えたかによって、同じくらい年齢でもペニスのサイズに大きな差があります。

成長期前の状態だと、「小学生のペニス」とほぼ変わらないサイズのケースもあり、皮をむかずにそのままにしていると皮の圧迫によって成長が阻害され、サイズが変わらないまま成長期を終えることもあるので注意が必要です。


修学旅行や部活の合宿で初めてほかの男性のペニスを見ることもあり、その時に自分のペニスのサイズが著しく小さいことを自覚し、深く悩む人もおられます。

これから成長期を迎える可能性もあるためあまり悲嘆せず、できるだけ皮をむいて亀頭を乾かして清潔にする、圧迫されず成長しやすい環境を作る、などを行うとよいでしょう。

高校生でちんこの皮で悩んでいるなら専門医への相談を推奨

体格や身長は以前と変わり大きくなったにもかかわらず、まだ包茎の状態である、ペニスのサイズが周囲に比べ小さい、と悩む高校生も多くおられます。

体の成長期が終わった後に、ペニスが大きくなることは考えにくいと言えます。

高校を卒業する頃まで包茎や短小の状態の場合、その先に自然に変わる可能性は低いと考えるべきかもしれません。


一人で深く悩んだり、通販で危険なサプリや器具を購入することは、ペニスや体の安全上すすめられません。

保護者に相談のうえ、私たち専門医・専門クリニックへ相談なさることをおすすめします。

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高校生が知るべきちんこのこと【学校では教えれくれない】

身長が伸びる、体格が変わる成長期の高校生は、「包茎」や「亀頭や陰茎の大きさ」「長さ」など、自分自身のペニスの状態を気にする傾向にあります。

周囲に質問しづらいことでもあるため、今回は「高校生からよくあるご質問」の紹介し、お答えいたします。

包茎は不衛生である

ペニスは排尿する機能があり、特に亀頭は汚れやすい箇所です。

包茎の場合、亀頭が皮におおわれている時間が長く、尿・汗・垢・ほこり・精子のカスがついた亀頭がじめじめと蒸れて、においを発する、汚れがのり状(ペースト状)の恥垢(ちこう)に変わるなど不衛生な状態となります。

包皮炎など炎症を起こすケースもあり、不潔な状態を放置しないよう注意が必要です。

包茎は早漏の原因になる

包茎の場合、亀頭が常に皮で覆われた状態となります。

亀頭はもともと敏感な箇所で、包茎によって皮で守られていると過敏なまま鍛えられることがありません。

性行為の時のみ皮をむいて亀頭を露出すると、少し触れられただけでも痛みに近いような感覚、電気が走るような感覚が生じます。

刺激に非常に弱いため、パートナーに触れられたり挿入すると、短時間で射精してしまう「早漏(そうろう)」の状態となります。

早漏を予防するために、日常的に皮をむいて亀頭を外の刺激に慣らすよう意識しましょう。

ペニスの皮が自然に剥けることはない

体の成長とともにペニスが伸び亀頭がふくらむことで、皮が陰茎の付け根側に下がり、かぶりにくい状態となります。

このペニスの成長時期に皮が亀頭を覆い押さえつけた状態になると、亀頭の大きさや陰茎の長さへマイナスの影響がある(成長を阻害する)と言われています。

成長期が終わると皮が自然にむけることはなく、包茎のままとなってしまいます。

できるだけ早い段階で皮をむき亀頭を露出させて、皮の圧迫を避けてペニスの成長を阻害しないよう心がけてください。

「高校生のちんこ」にまつわる良くある質問

高校生の方からは、以下のようなご質問を多くいただきます。

皮は自然に剥けますか?

年齢によりますが、前述したように体の成長期が終わった時期に包茎の場合、その後に自然に皮がむけ包茎が治る可能性は低いと言えます。

18歳前後で包茎の場合、その後に急にむけたままになることは考えにくいと思ってください。

成人以降サイズは大きくなりますか?

成人年齢が引き下げられ、「18歳で成人」となりました。

18~20歳前後だと、「まだこれから包茎が治り、ペニスのサイズが大きくなるのではないか」とお考えの方も多いでしょう。

しかし、成長期が過ぎたあとにペニスのサイズが変わる、包茎が治る可能性は低く、18歳前後で包茎やペニスが小さい場合、それ以降の年齢で急激に変わることは期待しにくいとお考えください。

包茎手術は受けたほうがいいですか?

最近はお父様やお母様が、高校生のお子さんを包茎手術に連れてこられるケースも多くなりました。

ネットやYouTubeの情報をご覧になり、「ペニスの成長期に包茎の場合、皮で圧迫されてペニスが小さいままで成長が終わってしまう」ということをご存知の親御さんが増えたためです。

また、包茎やペニスのサイズを気にする高校生が増え、自分から保護者へ相談し来院するケースもあります。

包茎手術で包茎が治ったあと、ペニスが成長しても皮が不足することはありません(それを見越して、切除する皮をデザインします)。

包茎手術を受けられる環境にあるならば、保護者の方とよく相談し、手術を検討するこ

ともひとつの方法であると考えます。

高校生のちんこのお悩み相談ならネオ形成外科へ

高校生で自分のペニスで悩む人の多くは、保護者である親御さんにすべてを打ち明けることは難しいと思います。

私たちネオ形成外科は、保護者同伴で来院される高校生や大学生の方々には、診察カウンセリングの時間を特に長めに取っています。


胸の内を話すまでに時間がかかることが多いですが、まったく気にすることはありません。

話せるタイミングまでお待ちし、話せることからお伝えいただければと思います。

ペニスの悩みは、非常にナイーブな相談です。特に思春期は、自分の体や性器について「異状なのではないか」と深く思い悩む傾向にあります。

寄り添ってお伺いいたしますので、安心して私たちにご相談ください。お待ちいたしております。

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柴田 健了(しばた たけのり)

京都大学医学部卒。日本形成外科学会専門医。長年の治療実績、論文の成果が認められた医師のみが認定される日本形成外科学会専門医の資格を持つ。20年以上形成外科・美容外科の専門医として従事し、大手美容外科を経て、ネオ形成外科を開設。▶公式サイトURL:https://mens.fairclinic.jp/about/

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