- 「包茎手術を受けたいけれども、怖くて受けられない」
- 「包茎手術で失敗しないか不安」
- 「術後の痛みや勃起しなくならないか、性感がなくならないか心配」
このような理由から、長年包茎手術を決断しできない人は大変多くいらっしゃいます。
また、70~80代になって、「来月、手術で入院することになったので、包茎のままだと周りに迷惑をかけて恥ずかしい」などの理由で、駆け込み的に包茎手術を受けに来られる人も少なくありません。
長年包茎で悩むものの、「必要に迫られないと決心できない人もいる」ということがわかります。
そういった方に診察時にお話を聞くと、20歳前後から悩んでいるケースがほとんどです。実に50年以上も悩みに悩んでようやく決心し、来院されています。
長年決心ができなかった理由としては前述したように、「痛みや経過の不安」「勃起や感覚など機能面の不安」があるからとのこと。
そんななか、多くの方が「包茎手術で失敗しないか?」を不安に感じ、決心できないでおられます。
そもそも、包茎手術において「失敗」とは何でしょうか?どのようなことが不安で、長年包茎手術を受けられないのでしょうか?
患者様から伺う不安な点、決心できなかった理由を挙げながら、解説していきます。
また、当院ではYouTubeチャンネルも運営しておりますので、こちらも包茎手術の情報収集にお役立てください。
包茎手術で失敗が起きる原因
包茎手術で起こる失敗とは、どういったものがあるのでしょうか?
おそらく、この「見えない不確かな不安」が払しょくされれば、包茎手術を前向きに考えられる人はもっと多くいらっしゃれると思います。
では、なぜ失敗が起こるのか?どうすれば防ぐことができるのか?について、考えていきましょう。
包茎手術を受けたいが決心できないすべての人が、後悔しない満足できる包茎手術を受けられるために解説します。
原因①「担当医師の技量と経験が不足している」
包茎手術の失敗例はのちほど紹介しますが、結果が思わしくない理由として第一に「医師の技量と経験がない」という点が挙げられます。
包茎手術は経験が豊富な医師が担当すれば、失敗しようのない手術です。勃起時と平常時のペニスの長さの差、皮の伸び率を計測しデザインすれば、まず不具合が起きることはありません。
自由診療の亀頭直下法で受ける場合、亀頭の真下から余分の皮までを正確に切除、縫合を行うことで問題なくきれいな仕上がりとなるためです。
それでもネットの書き込みにあるような、人前に出せないような仕上がりとなる、予期せぬ不具合が出るのはデザインに問題があるだろうと考えます。
いわゆる「包茎手術専門クリニック」と広告しているクリニックは、あくまで包茎手術のみを行っているだけです。
注意点!
「専門クリニックだから上手な医師が必ず在籍し担当してくれる」というわけではありません。
普段はほかの科目を見ている医師が生活のために月のうち数回、包茎クリニックでアルバイトをするケースも多くあります。
正確なデザイン、安全に切除・止血処理を行い、美しく縫合する。きれいな仕上がりのために必要な、当たり前のことができていないのは、ほかでもない医師の技量不足・経験のなさです。
クリニック側も医師の力量をわかったうえで手術を担当させている点が、もっとも悪質と言えるでしょう。
この点は患者様の立場である皆さんがネットで調べれば、必ずわかることです。
原因②「クリニックが患者様の希望に寄り添っていない」
自由診療の包茎手術を希望される人は、「きれいで周囲にわからない手術結果」を期待しています。
しかし、前述したように医師の技量と経験不足から、デザインが正確でない、縫合の技術が低く傷あとが汚く盛り上がる、という結果も多く報告されます。
そもそも美しく仕上げる「亀頭直下法」「亀頭直下埋没法」の治療方法を知らない、という医師が多いことも由々しき点です。
これは手術を担当させるクリニック側もわかっていることで、経験のない医師が包茎手術を行えばどのような結果になるか、を知りながら手術をさせています。
患者様がどういった思いで自由診療のクリニックに依頼するか、を知っていながら「経験のない格安で雇えるアルバイト医師」に担当させます。
包茎手術の料金も、カウンセラーの巧みな話術で40~50万円から100万円前後に吊り上げて請求します。
患者様がクリニックに期待する思いとは裏腹に、「患者を金ヅルとしか思っていない」というクリニックが包茎手術専門クリニックには多すぎるように感じます。
- 「サイトに写真付きの医師紹介がない」
- 「紹介されている医師が診察や手術を担当しない」
という場合はほぼ「悪徳クリニック」とお考えください。堂々とその仕事をプロとして行っているならば、顔写真・経歴・名前を出すことなど簡単です。
そこを明示できないのは、なにか裏があると考えて避けるべきでしょう。その点を踏まえ、クリニックを選ぶようになさってください。
原因③「保険診療の手術ではないか?」
依頼するクリニックによっては、以下の結果になることがあります。
- ペニスの中央部分で皮が2色に分かれるツートンカラーの状態になる
- 目立つ位置にふくらんだ傷あとが残る
他院で受けた傷あと修正の相談で来られる人の中には、保険診療の病院で包茎手術を受けていることがあります。
健康保険が適用になる包茎は、重篤なカントン包茎や真性包茎などの状態に限られますが、保険診療の包茎手術は「美しく仕上げる方法では行えない」という決まりがあります。
国民から保険料を徴収することで成り立つ保険診療の手術は、その決まりに則した手術方法でしか行ってはならないことになっています。
包茎手術の場合、保険によって手術が適用するのは重篤なカントン包茎、真性包茎のような、日常生活に困難を極める状態のみとなります。
むけない・むけにくい原因となる先端の締め付けを切除し、そのまま縫合するというのが保険適用の包茎手術の決まりです。
この方法で行うとおのずと、以下の結果になります。
- ペニスの中心に傷が来る
- 傷が盛り上がる
- 2色に分かれるツートーンカラーになる
「こんなに汚くなると思わなかった」と後悔する人も多いですが、保険適用で受けた以上仕方がない、とお考えください。
傷あとが汚く仕上がる包茎手術を受けてしまった、とネットに書いてある場合、保険適用ではないかを確認して読まれるとよいでしょう。
保険適用で受けたにもかかわらず手術結果の汚さで悩む場合、事前に医師や病院からの説明が足らない、患者様側がきれいに仕上がると誤解していた、と考えられます。
美しく仕上げることを希望する場合、自由診療の包茎手術を選択する必要があることをご理解ください。
また、包茎手術の費用や保険適用については、以下の記事で詳しく解説しております。この機会にご覧いただけると幸いです。
【参考記事】:包茎(ほうけい)手術の費用相場は?保険適用には隠れたリスクも…
包茎手術での失敗例4選
包茎手術を検討している人が心配する、「包茎手術の失敗」にはどのようなものがあるのでしょうか?
具体的な例を挙げ、「失敗されないため」の対処法もお伝えします。
包茎手術での失敗例①ツートンカラー
包茎の人は、自分のペニスを根元までむいてみてください。ペニスの包皮は、以下の2色で構成されています。
- 内ばん(ないばん)という薄いビニール状の薄いピンクの皮、
- 外ばん(がいばん)という伸び縮みしやすいゴム状の茶色の皮
一般的に包茎の人は内ばんの皮が多い、包茎ではない人は内ばんの皮がほとんどなくかぶらない、と言えます。
包茎手術の失敗例としてもっとも挙げられることが多いのが「ツートンカラー」「ツートーンカラー」と呼ばれる状態です。
これは内ばんと外ばんの皮の中央で皮を切除し縫合することで、はっきりと2色に分かれたペニスになった状態を言います。
保険診療の包茎手術は規則上、ツートーンカラーになる方法となるため仕方がないと言えます。
しかし、自由診療といって保険適用ではない包茎手術の場合は、ほとんどが「亀頭直下法」による説明で手術を受けています。亀頭の真下から皮を切除し始め、余分な皮の位置までを除去し亀頭直下で縫い合わせる方法です。
亀頭直下で傷あとが隠れ、ほぼ外ばんの茶色の皮のみになります。いわゆる、生まれつき包茎ではない人のペニスと同じ構成となるのです。
しかし、自由診療で亀頭直下法による包茎手術を希望したにもかかわらず、ツートーンカラーで仕上げられることも少なくありません。
大変不幸なことですが、担当する医師が「保険適用によるツートーンカラーの手術方法」しか知らないために起きてしまう事象です。
これでは、「なんのために保険による手術よりも高い費用を払ったのかわからない」という結果になります。
注意点!
その医師がツートーンカラーのやり方しか行えないことを、クリニック側も把握して担当させているという点も非常に悪質と言えます。
包茎手術の失敗例としてもっとも多い事例がこの「ツートンカラーに仕上げられる」という点ですので、事前にしっかりと確認するようにしましょう。
その医師がツートーンカラーのやり方しか行えないことを、クリニック側も把握して担当させているという点も非常に悪質と言えます。
包茎手術の失敗例としてもっとも多い事例がこの「ツートンカラーに仕上げられる」という点ですので、事前にしっかりと確認するようにしましょう。
*事前に確認したにもかかわらず、ツートンカラーに仕上げられることもあるようです。担当する医師の顔写真、名前、経歴をきちんと明示されていることを確認しましょう。
包茎手術での失敗例②ケロイド
包茎手術の傷あとが、やけどあとのように盛り上がって残ることを「ケロイド状の傷」と言います。
ケロイド状の傷は、以下の特徴があります。
- 傷の幅が太い
- 毛虫のような形で、ぼこぼことふくらんでいる
ケロイド状の傷となる原因のひとつに、「ケロイド体質である」という点があります。
小さなころからの擦り傷、切り傷、縫い傷が上記のような傷あとで残る場合、ケロイド体質と考えられます。
多くの場合、親御さんが病院の先生からケロイド体質である旨を言われていると思いますので、親御さんからそのような話がなかったかを思い出してください。
(胸周りの切り傷、縫い傷は、ケロイド状の傷として残りやすいと言われています)
縫い方によっても太くふくらんだ傷になることがあり、これは担当する医師の縫合方法で変わります。
我々は「美容外科的縫合」といって、ふくらみにくく幅ができるだけせまくなるような縫い方で行います。
その点を考慮して包茎手術を行っているか否か、も傷の残り方に影響します。事前に担当医師に確認することが大切です。
包茎手術での失敗例③ペリカン変形
「ペリカン変形」とは、その名の通りペニスの裏側の縫合部分がふくらみ、ペリカンのあごのようにだぶつくことを言います。
ペニスの裏側が大きくふくらむ、だぶつく状態で見た目が悪い点が特徴です。
- 裏側(小帯側)の除去する皮のデザインが不十分で、だぶついている
- 包皮に何か所かの締め付けがあり、そこがくびれてむくんでいる
- 陰茎のオモテ側と裏側の皮の計測が正確でなく、くびれが生じてむくんで硬くなっている
これらが特徴となります。
特に、陰茎のオモテ側と裏側の皮の余り方に差がある場合、ペリカン変形を生じる可能性があります。
締め付けの箇所の把握、除去する皮のデザインの正確性などが問題となり、担当医のスキルによって結果が変わります。経験豊富な医師が担当すれば、そうそう起きない症状です。
医師のスキルをしっかりと確認のうえ、依頼することが大事です。
包茎手術での失敗例④包皮の切りすぎによる違和感・痛み
包茎手術を行ううえで、もっとも重視するべき項目が「包皮を切りすぎて、勃起時に皮が足りず短くなる、痛みや違和感が生じたりしないか?」という点でしょう。
平常時と勃起時のペニスの長さの差、包皮の伸び率の計測が正確でないと、皮の量を切りすぎてしまうことが考えられます。
経験の浅い医師も、「皮が不足することは絶対に避けたい」と考えているため、実際に勃起時の長さが不足するほどに皮を取られ過ぎることは相当なレアケースと言えます。
とは言え、年間で数名の患者様から、「他院で受けた包茎手術後に皮が足りなくなったので、修正手術を行ってほしい」というご相談があります。
最初に受けたクリニックに相談しても取り合ってもらえない、担当医師がアルバイトで在籍していないと診察すら断られる、という不誠実な対応を受けるケースもあり問題となっています。
傷のふくらみが硬く圧迫して痛みや違和感がある場合は修正しやすいのですが、勃起時の皮の不足は容易に行えるものではありません。少なくとも前回の手術から1年が経過し、どこまで皮の余裕が出るか判断する必要があります。
専用器具によって皮を引っ張ることで、皮の余裕を持たせる方法もあります。
ペニスにおもりが付いた器具を装着して、1日の大半を過ごすことで皮がだんだんと伸びてくるという仕組みです。
長い期間を要すること、日常生活に影響し不便なことから、実際に使用される人は稀です。
そのような苦労をするくらいであれば、はじめから上手な医師・クリニックを選んで包茎手術を依頼することに注力すべきだと考えます。
包茎手術で失敗しないクリニックの選び方
これまで、包茎手術でどういった失敗があるか、について解説してまいりました。
もちろん頻繫に起こることではありませんが、他院で受けた修正の相談も少なからず寄せられます。
どの方も非常に深刻に悩んでおり、「こうなるなら包茎のままがよかった」とおっしゃる人もいます。
修正が可能なケースもありますが、そのまま様子を見て月日の経過で改善していくことを待つ症例もあります。
医師が名医であるかどうか
前述した包茎手術の失敗は、経験のある医師が担当すればまず回避できるものばかりです。
他院で受けた手術の修正相談で来られた患者様へ、「どの医師が担当するか確認しましたか?」と伺うとほとんどの人が、「全国にあるクリニックだから、会社の規模的に下手な医師はいないと思い、確認しなかった」と言います。
一般の企業であれば、大きな組織は安心、と言えるかもしれません。
しかし、こと包茎手術専門クリニックに関しては真逆と考えたほうがよいでしょう。
全国チェーンクリニックの場合、集客のために各地に出店したにもかかわらず、分院の数に対して経験のある医師が足りない点が問題となっています。
クリニック側は経験不足を承知で、手術を担当させているのです。
このようにクリニックによっては、失敗するべくして失敗している、というケースがあるとお考え下さい。
名医に担当してもらうことが理想ですが、少なくとも責任をもって担当してくれる医師か?経験があるか?はクリニックのサイトに顔写真・名前・経歴付きで出ていれば把握できることです。
「広告がたくさん出ているから安心」という考えは、包茎手術専門クリニックにはあてはまらないと考えて慎重に選んでください。
お客様の声が掲載されているか
包茎手術後の傷あとが汚い、術後に不具合が生じた、いろいろなオプション治療をすすめられた、料金が高額に吊り上げられた、などはサイトで口コミが出ていると思います。
全国チェーンクリニックは、よい書き込みを作為的に行っているケースも多く、そういった業者に依頼していることもあります。
むしろよい書き込みよりも、悪い書き込みに注視することが大事です。
「まったくきれいに仕上がっていない」「料金が高額」という書き込みが多いクリニックは、実際に「手術のスキルが低い医師が担当し、なおかつぼったくりのような請求をする」のだと考えられます。
インターネットサイト、SNSの「お客様の声」はクリニック選びにおいて有効なツールだと思います。
ぜひ口コミやお客様の声を参考にし、悪い評判が多いクリニックは注意が必要、と考えて避けることをおすすめいたします。
アフターケアに対応しているか
経過が正常なのか心配、傷あとがきれいになるか不安、など包茎手術後にクリニックを受診したい人、相談したい人は多くいらっしゃいます。
手術を担当したクリニックとして、術後のケア(検診、術後の相談)に応じることは当然のことです。
「1か月のうちに3日ほどしか開院していないため、検診が3週間先になると断られた」「心配ないの一点張りで、予約を取ってもらえなかった」という不誠実なクリニックも多く存在します。
そもそも医師が常勤でなく少人数の医師が全国各地を回っている場合、希望した日に検診を受けることはできません。
心配で検診を受けたいにもかかわらず、次回は1か月後しかクリニックが開いていないなど、手術後のケアを行うつもりはないクリニックと考えたほうがよいでしょう。
こういった情報は、ネットを検索すれば必ず誰かがつぶやいています。手術も大事ですが、その後のケアも大事です。
そういった姿勢のクリニックを選ぶようにし、手術前にそのクリニックの開院状況を確認しておくとよいでしょう。月のうち数回しか開けないクリニックであれば、手術を託すべきではありません。
当院「ネオ形成外科」での包茎手術について
私と山本先生が開設するネオ形成外科東京院・川口院では、患者様が心配される「包茎手術による失敗」がないよう、最善を尽くした治療を行っています。
繰り返しますが、経験のある医師が担当すれば、包茎手術による失敗はまず考えられません。
どの医師が担当するか?をサイトで明示している、かつその医師が必ず担当すると約束するクリニックであれば、まず「失敗」はありえないと思ってください。
特長①低価格で高品質な手術が可能
包茎手術は料金トラブルが多く、非常に高額な請求を行うクリニックがあり問題となっています。
業界に身を置く者として恥ずかしいですが、包茎専門を標榜するクリニックの実に7~8割が、そういった「ぼったくりクリニック(ボッタクリニックと呼んでいます)」と言えます。
そういった情報はネット・SNSでも散見されるため、包茎手術を検討する人が、「料金トラブルが多い手術なら、やめておこう」と考えてしまうことも少なくありません。
【ネオ形成外科について】
私、柴田やカウンセラーの萩原は、こういったブログ、YouTubeを通じてそういったトラブルの紹介、啓発を積極的に行っています。
特に当院は、「包茎手術を検討するすべての人が受けやすい価格で提供する」をモットーに運営しています。
リーズナブルな価格でご提供できるよう、過剰に広告を出さない、家賃の安いビルに入居する、少人数のスタッフ構成にして人件費を抑える、などの工夫をしています(欲張らなければ、それで十分やっていけます)。
サイトに出ている料金よりも何倍も請求するようなクリニックがほとんど、という状態は30年以上前から変わりません。
情報収集すれば、その点は事前に把握できます。
せっかく決意した包茎手術が、料金トラブルによって後悔する結果とならないよう、事前にしっかりと調べるようにしてください。
特長②自然な仕上がりと形を重視
「いかにも手術しました」という傷あとになっては、自由診療の包茎手術を選んだ意味がありません。
内ばんの皮がきれいに除去され、亀頭直下で傷が隠れている、ふくらみない細い傷あとに仕上げることで、自然で「生まれつき包茎でないペニス」に近い状態にすることが可能です。
亀頭直下で縫合し、ペニスのしわで隠れるように仕上げることで、周囲にわかることはない状態に仕上げます。
すべては担当する医師の技量によります。私柴田や山本先生は、包茎手術を長年行ってきました。
美しく仕上げることを念頭に、プライドを持って手術していますので、どうぞお任せください。
特長③徹底した痛みへの配慮
ネオ形成外科の包茎手術は、局所麻酔で行うケースがほとんどです。
注射を用いて麻酔を行いますが、皮をつねるような感覚のみで、強い痛みが出ることはありません。
小学6年生から中学生の方もお受けになられる手術のため、その年齢の方でも十分に耐えられる手術とお考えください。
痛みが弱い人、心配な人のために、局所麻酔以外に以下の方法もご用意しております。
- 麻酔クリーム:麻酔クリームを包皮に塗布し、麻酔の注射の痛みを緩和させる方法
- 無痛麻酔:マスク麻酔、点滴麻酔を用いて、眠っている間に手術を行う方法
手術中の痛みが不安で包茎手術の決心ができない人は、ぜひご相談ください。
特長④安全性を重視した施術
包茎手術を安全に行うために、私と山本先生は以下を徹底しています。
▶︎勃起や感覚への影響
勃起や性感をつかさどる神経に、触れることはありません。
これは経験の浅い医師でもまず起こすことはないと考えますが、勃起や性感の神経は陰茎海綿体(ペニス)の非常に奥深くを走っています。
この箇所を傷つけるには、ペニスを輪切りにするぐらいの勢いで切らなければなりません。包茎手術は包皮を除去する治療で、ごく浅い箇所のみに触れます。
安心してお任せください。
▶︎血種(けっしゅ)
包茎手術は浅い箇所のみに触れる手術ですが、包皮と海綿体の間には多くの血管が通っているため出血します。
出血することなく包茎手術を行うことは、ありえません。
ただ、十分な止血をしなければ包皮と海綿体の間で血液がたまり、大きく腫れる「血種(けっしゅ)」を起こします。
電気メスを使用して十分に止血処理を行えば、まず起こらない症状です。
が、万一血種を起こしても処置によって回復させることができるため心配はありません。
▶︎排尿への影響
ペニスは尿を出す、という重要な役割があります。
ペニスの裏側には「尿道」という太い水道管が通り、亀頭には尿が放出される「尿道口(にょうどうこう)」があります。
大事な神経に触れることがないことと同様に、手術で尿道や尿道口を傷つけるようなことはありません。
包茎手術で触れる位置、深さが、尿道とはまったく異なるためです。ご安心ください。
まとめ:包茎手術の失敗例を見て手術を恐れる心配はない
「包茎手術 失敗」などとネットで検索すると、包茎手術後の傷が盛り上がった状態、ツートンカラー状態、裏側が大きく腫れた状態、の画像が出てきます。
クリニックによっては、あえてそれらを大きく掲載し、「このようになりたくなければウチで手術しなさい」とアピールしているところもあるようです。
繰り返しお伝えしていますが、経験のある医師に包茎手術を依頼すれば、これまで挙げたような「失敗」はありえません。
きれいな仕上がりになるよう丁寧に手術を行えば、失敗のしようがないと考えています。
「失敗の原因」があるとすれば、「クリニック選びを失敗した」ことによって起きたと考えるべきでしょう。
顔写真、名前、経歴をサイトに明示したクリニックで、指名した医師が診察・手術・アフターケアまで行ってくれれば、失敗する結果にはならないと考えます。
医師選び、クリニック選びがもっとも重要と考え、慎重にかつしっかりと情報収集を行って満足できる包茎手術を受けられるようにしましょう。
また、包茎手術の費用や保険適用については、以下の記事で詳しく解説しております。この機会にご覧いただけると幸いです。