大学生になると、高校時代に比べ合宿や旅行等(海外旅行、スキーやスノボ旅行)が増え、高校時代より「温泉など他人と風呂に入る機会」が増えます。
大学生になって初めて女性とセックスをした、という人も多いでしょう。
同性や異性にペニスを見られる機会が多くなる「大学生時代」。
そのため、大学入学とともに自分自身のペニスの状態を気にする人が急増します。
今回は「大学生の包茎」について、考察します。
大学生の包茎率は高いが安心は出来ない
現役で大学に入学する年齢が18歳。
ペニスの成長は18歳でおおむね終わると考えられるため、大学生になったときに包茎の場合、その後に自然に治る可能性は低いと思われます。
※例外的に20歳を過ぎてペニスが成長することもありますが、稀なケースとお考えください。
幼少期に包茎手術を受けていない限り、この年齢はほとんどの人が包茎であると考えます。
大学生活を送る中で、合宿でみんなとお風呂に入るとき、女性とのセックスのときに包茎の不具合に直面します。
包茎による「見た目、衛生面、機能面」問題、です。
高校生までは修学旅行や合宿の風呂でペニスを隠す人がほとんどですが…
大学生になるとタオルで隠さず、堂々とペニスを出している人も多くなるため、余計に周囲と自分のペニスを比較する機会が増え悩む人が多くなる、と考えています。
大学生(成人男性)の包茎率は8割を超えている
仮性包茎を含めると、日本人のおよそ8割以上は「包茎」に分類されます。
勃起時は容易にむけるが普段はかぶっている、という仮性包茎の人は非常に多くおられます(皮の余り方に程度の違いはあります)。
上記のデータから考えれば、手術を受けていない大学生の8割以上は「包茎の状態」と言えます。
「自分だけかと思っていたけど、学生の8割が包茎だったのか」と、安心する人もいらっしゃるデータかもしれません。
成人後の包茎は自然に治る事が無い
身長が伸びる、肩幅などの体格が変わる、手や足が大きくなるなどの体の成長は、18歳前後がリミットとなります。
その年齢を過ぎてから、急激に体つきが変わることは考えにくいです。
ペニスも同じで、体の成長する時期に合わせて亀頭や陰茎の大きさ、長さが変化します。
ペニスの成長時に皮が後ろに下がり、亀頭が大きくなることで、皮がかぶらなくなる人もおられます。
つまり、ペニスだけ特別に何歳まででも成長することはありえず、18歳前後で「亀頭、陰茎の大きさ・長さ、包茎か否か」は確定するとお考えください。
成人になった時に「小さい」「短い」「包茎」の状態のペニスは、その後自然に治ることはありません。
大学生が包茎であることのデメリット5選
成人年齢となる大学生が「包茎であること」のデメリットはなにがあるのでしょうか?
1つずつ解説していきます。
恥垢(ちこう)が溜まり臭いが出る
ペニスは尿が出る「汚れやすい器官」です。
尿やほこり、皮膚のカスや汗が亀頭のふちにたまりやすいことが特徴ですが、包茎の場合はこれらの汚れが皮によって覆われてジメジメと蒸れるため「発酵したような悪臭」を放ちます。
また、汚れがペースト状(のり状)になり、いわゆる「恥垢(ちこう)」となります。
恥垢は亀頭にぺったりと付着するため、入浴時にしっかりと皮をむき洗わないと、においも汚れも落ちることなく蓄積されることとなります。
恥垢(ちこう)が原因で炎症が起きる
恥垢は汚れのかたまりなので、皮膚にそのまま付着していることは衛生的には大きなデメリットとなります。
汚れたままの状態を放置・維持しているため、包皮の内側や亀頭が炎症を起こすことがあります。
いわゆる「亀頭包皮炎(きとうほうひえん)」と呼ばれる炎症です。
赤みやかゆみを伴い、時にはセックス時に炎症を起こした皮膚が切れて痛むこともあります。
包茎の状態で包皮炎を起こすと、常に汚れてジメジメした環境が続くため、薬を塗布し続けてもなかなか治りません。
中には炎症が悪化し、切れた皮膚が硬く縮む、皮の先端が硬くなりむけなくなる、などのケースもあります。
尿の通り道である、尿道の入り口や内部が炎症を起こすこともあります。
炎症を起こしているペニスを女性に挿入すると、女性の膣内や子宮に影響を及ぼすこともあります。
パートナーである女性にも悪影響となるため、炎症を起こしたペニスでセックスを行うことは、避けるべきです。
長期の炎症が「陰茎がん」の原因に
包茎でペニスが常に不衛生な状態の場合、陰茎がんを誘発する可能性も指摘されています。
宗教上の理由から幼少期に割礼(包皮を切除する包茎手術のようなもの)を受けている人は陰茎がんの発症率が低いため、包茎で不潔な状態のペニスは陰茎がんを発症するのではないかと考えられています。
近年では、包茎で炎症を起こしたペニスはウイルス等に感染しやすいため、セックスで性感染症にかかり、それが原因で陰茎がんを誘発しているのではないかとも言われています。
包茎のペニスは炎症を起こしやすく、性感染症にかかりやすい、陰茎がんを誘発するリスクがある、と考えられます。
そういった点も不安に感じる場合、若いうちに包茎手術を受けることもおすすめしています。
臭いが原因で性行為を拒否される
「恥垢(ちこう)がたまり臭いが出る」の項目で述べましたが、包茎の状態は尿やほこりが皮で蒸れ、恥垢を生成しためやすい環境となります。
この状態で女性とセックスすると、相手は臭いや汚れに気づき、セックスに嫌悪感を覚えます。
逆の立場で考えるとイメージしやすいですが、女性器に白い汚れが付着し臭いを放つとすれば、衛生的な観点から男性側は興奮がさめ、萎えるのではないかと思います。
多くの女性は、清潔なペニスでセックスしてほしい、と希望しています。
包茎の人は、特にペニスの衛生面をクリアしたうえでセックスにのぞみましょう。
男として自信が持てずにEDになる事も
包茎は、見た目や衛生面だけでなく、亀頭が敏感なため早漏で悩む人、皮の圧迫ペニスの成長が妨げられて短小で悩む人、がおられます。
早漏や短小は機能面でデメリットとなるため、女性とのセックスに自信が持てず、それが原因となりEDを誘発することがあります。
セックスやペニスの見た目に自信が持てずEDになる事象は、年齢にかかわらず起こりえます。
本来は、「ペニスの機能や見た目は気にせず、セックスを楽しんで」とアドバイスをしたいところですが、男性にとっては切り離せない悩みですよね。
包茎が原因で早漏となり更なる悪影響も
包茎による機能面のデメリットのひとつに、「早漏になりやすい」というものがあります。
なぜ包茎は早漏の症状を招くのか、解説します。
性感帯が刺激に弱く早漏になる
亀頭や裏側のすじである小帯(しょうたい)は、本来非常に敏感な箇所です。
常に外の刺激に触れることで慣れていき、セックスやマスターベーションの際の射精時間をコントロールできるようになります。
しかし、包茎の場合は「むいても皮が戻ってふたたびかぶる」という状態になるため、いつまでも亀頭や小帯が鍛えられることがなく、弱く敏感な亀頭から卒業できない状態となります。
女性が望む挿入時間を維持できない
ペニスに刺激が加わると、男性は一気に快感が増しやがて射精に至ります。
女性の膣は感覚の構造が異なり、ペニスが膣壁(ちつへき:膣の壁のこと)を刺激することで徐々に感度が増していき、やがて「イク」状態となります。
男性のように短時間で絶頂に達するわけではないため、ある程度の時間、刺激を与え続ける必要があります。
性行為のパートナーを満足させられない
前述したように、「包茎は早漏になりやすい」という点から、セックスで女性を満足させられないことがデメリットとなりがちです。
また、包茎のペニスは体の成長時期に皮で圧迫されて亀頭の大きさ、陰茎の太さ、長さが十分に育たずに成長を終えているケースが多くあります。
成長が不十分で終わっている場合、勃起したペニスの大きさや長さの面で、女性とのセックスで満足させられないというご相談を受けます。
大学生が包茎を治す為のクリニック選定基準3選
ペニスの成長が終わり、自然に包茎が治る可能性がない大学生は、どのようにして包茎を治せばよいのでしょうか。
包茎手術は安全・確実に治すことができる方法で、包茎で悩む大学生に専門医としておすすめできる治療です。
ただし、技術がつたない、料金面でトラブルが多いクリニックが存在するのも事実です。
後悔しない包茎手術のために、クリニック選びは慎重に行うべきとお伝えしています。
どういった点に注意してクリニックを選べばよいか、私が考える「大学生がクリニックを選ぶために大事な3点」を挙げてみました。
ぜひ参考にしてください。
実績豊富な医師が在籍している
このサイトで繰り返しお伝えしていますが、包茎手術がうまくいくか否かは医師の技術と経験にかかっています。
普段は他の科目で診療している医師が、週末だけ包茎専門クリニックでアルバイトをするケースは非常に多くあります。
手術を担当してもらったものの、しばらくして経過を見せに行ったら、「その医師はもういません」ということも多々あります。
包茎手術は専門性を問われる非常に繊細な手術です。
1か月に数回の手術を行ったところで、上手に行えるものではありません。
そのクリニックの院長や所属する勤務医師であれば、サイトに氏名・顔写真・経歴を掲載しているものです。
堂々と顔出しをしている医師であれば、責任を持って手術を遂行してくれます。
手術を担当する医師はどの人かを明確にしている「診察→手術→アフターケア」まで医師が一貫して診る、というクリニックへ依頼するようにしましょう。
診察で医師が出てこない、というクリニックでは絶対に受けるべきではありません。
対応する男性が医師なのかカウンセラーなのか、を確認したうえで受診するようにしましょう。
料金が明朗
大学生をはじめ、特に若い人にとって包茎手術の費用は切実ですね。
仕上がりの美しさを考え、自由診療のクリニックで受ける人も多くいらっしゃるため保険適用ではない方法で受けることとなります。
クリニックによって費用は様々ですが、非常に多いのが「安い費用で釣っておいて高い手術を見積もる」という手口です。
サイトなどに掲載している安い費用は「傷あとが汚くなる手術」で、美しく仕上げる方法はその何倍もする高額な費用の方法をすすめてきます。
恥ずかしながら、そのような手口のクリニックが非常に多い業界のため、受診したクリニックの見積もり費用に「あやしい」「おかしい」と感じたら、即決せずにその日は帰宅しよく考えるようにしてください。
受診前の問い合わせの段階で、「亀頭の真下で手術する、亀頭直下法か?その方法でいくらか?」をあらかじめ確認し、サイトと相違がない場合のみ依頼すべきです。
ぼったくりが横行しており、消費者庁を含め行政が注意喚起していますが一向に減りません。
こういった情報を踏まえ、適正な費用のクリニックを選ぶことも大切です。
手術後の症例写真をサイトに載せ情報公開をしている
手術結果に自信があるクリニックの場合、サイトの「症例写真ページ」やYouTubeなどの動画配信サービスで「手術動画」「手術前後動画・写真の紹介」をアップしています。
自由診療による包茎手術を受ける場合、なによりも「安全」で「美しい仕上がり」であることが担保されるべきです。
技術的につたない医師も大勢います。
満足できる手術結果を得るために、症例写真・動画をアップしているクリニックを受診するようにしましょう。
施術方法や術後の注意点を分かりやすく解説している
包茎手術の手術方法について、やみくもに「きれいに仕上がります!お任せください!」と繰り返すクリニックは、候補から除外すべきです。
なぜ美しく仕上がるのか?なぜ安全な方法なのか?がきちんと明示されている、動画で説明しているという点がなにより大事です。
また、手術後の注意点を様々なパターンで教示してくれるクリニックは、多くの手術例があり、経過の対応も豊富と判断できます。
包茎手術は受けた日だけでなく、その後のケアも大事です。
手術後についてもしっかりと説明してくれる、ケアしてくれるクリニックを選ぶようにしましょう。
まとめ:大学生が包茎でお悩みならネオ形成外科へご相談を
大学生にとって、包茎手術は初めての大きな外科手術となるでしょう。
「自分に包茎手術が必要か」「料金は明朗か」「どういった医師が診察・手術を担当するか」「手術結果はどうか」など、大事な部分の初めての手術なだけに、不安も多いと思いまs。
包茎手術は一生に一度の大事な手術です。
結果や費用の面で後悔しないよう、情報をきちんと明示しているクリニックを選ぶようにしてください。
ネオ形成外科は私柴田をはじめ、長年の経験を持つドクター陣が担当します。
YouTubeやサイトで、手術動画も公開しており、包み隠さず情報を提供しています。
「安心して包茎を治してほしいから、ネオ形成外科はここまでフェアにやります!」という姿勢で患者様をお迎えしています。
ぜひネオ形成外科の包茎手術をご検討ください。