ペニスを長くすることを「チン長(ちん長)を伸ばす」と言うそうですね。
相談に来られた患者様から「チン長」という言葉が出て、ネットでは割と出回っているワードであることを知りました。
今回は「ペニスを長くする方法・チン長を伸ばす方法」について、解説します。
チン長を伸ばす代表的な方法
ペニスを長くするには、手術的な方法がもっとも安全で確実であると考えています。
当院で行っている具体的な方法は、以下となります。
陰茎増大手術
陰茎増大手術は文字通り、「陰茎を太く大きくする手術」です。
サオ全体に素材を注入するため重さが加わり、ペニスが体の外に出やすくなる効果が期待できます。
太さと長さの両方を求める方へ、おすすめの手術方法です。
長茎術
「ペニスが体内に埋まって短い」「体重の増加とともに短くなった」という方には、長茎術がおすすめです。
ペニスを支える靭帯を処置し、ペニスの埋まりこみを防ぐことで長く見せる効果が期待できます。
また、「ドテ」と呼ばれるペニス付け根の上部(陰毛が生えているあたり)に脂肪が多く乗っかっている場合は、その箇所の脂肪をなくすことでペニスが出やすくなることが期待できます。
脂肪吸引式長茎術と呼ばれ、加齢とともにペニスが埋まる、脂肪の乗っかりで短く見える、という方へおすすめです。
チン長は自分でも伸ばせる?専門医が推奨しない方法
ペニスを自分で伸ばす方法として、「チントレ」で自分で長くする方法が動画やネットで紹介されています。
また、器具やサプリメントの類の販売もされており、ネットや雑誌でも簡単に購入することができます。
そのような方法に効果はあるのでしょうか?
ペニスポンプを使う
プラスチックの容器をペニスにはめ、真空状態にして圧をかけてペニスをふくらませる(長くする)という効果を謳い、「ペニスポンプ」なるものが販売されています。
包皮を傷つけ出血する、機能面への影響を及ぼすなどの危険性があり、おすすめしません。
「陰圧をかけて血流をよくし、自然に太く長くする」などのキャッチコピーで売られているようですが、ペニスを傷つけて勃起や感覚へ影響が出ては本末転倒です。
チントレをする
「自己流でペニスを長くする、太くする」というトレーニングが「チントレ」と呼ばれ、動画が多数あがっています。
自分でペニスを長時間引っ張る、ペニスをビニールでぐるぐるに巻いて伸ばす、ペニスにひもと重りをつけて伸ばす、などの方法が紹介されていますが、機能面への悪影響やペニス自体を傷つけるリスクがあり、到底おすすめできません。
勃起の角度への影響が不安になるような方法も、紹介されることがあります。
YouTubeやネットでもチ、ントレの危険性を伝える医師は多くおります。
「お金もかからずすぐに試せる」などの理由で、安易に行うべきではありません。
増大サプリを試す
前述した「長くする、太くする器具」と同様に、雑誌やネットで販売されているのが「増大サプリ」です。
「ペニスの血流をよくして、ふくらませる」を謳い文句に、どういった成分かもわからない、どこで作られているかもわからないものが「サプリメント」っぽく販売されています。
服用をし続け、健康被害を起こす例も報告されています。
チン長を伸ばす為に必要な要素とは?
ペニスを長くするために、何が必要でしょうか?
ホルモン量
思春期を迎えて第二次性徴が現れると、男性ホルモン(テストステロン)の分泌が活発になり、ペニスも発達します。
体の成長とともにペニスが長くなる、太くなるのはこの時期までとなり、成長が完了するとその後にペニスが変わることはありません。
18歳前後でペニスを含めた体の成長は完了するケースがほとんどで、その後に男性ホルモン(テストステロン)を投与しても、長さや大きさへの影響はないと考えてよいでしょう。
栄養
「ペニスを長く太くする、増大させる」などの栄養素として、シトルニン、アルギニン、亜鉛、ビタミンE、アリシンなどがネットでは挙げられています。
食品やサプリメントなどで積極的に摂取し、血流をよくするなどしてペニスをふくらませる、という点から「ペニス増大に効果的」と考えてネット上で紹介されているようです。
「これらの栄養素を多く摂取したからペニスが大きくなる」というのは、難しいだろうと考えます。
遺伝
ペニスの長さ・太さは、「遺伝」も関係していると考えられています。
身長や体格が親子で似るように、ペニスのサイズも遺伝的な要素があるのではないかと言われています。
その一方で、遺伝はペニスのサイズにおいてひとつの要素として考えられるものの、必ずしも関連するものではないという説もあります。
「祖父や父が短小包茎だから、自分も短小包茎になってしまった」と言う患者様もおられますが、必ずしも遺伝が原因とは限りません。
チン長を伸ばすなら手術を推奨する理由【結論】
器具やサプリメント、自分で行うトレーニング(チントレ)は健康に害を及ぼす、ペニスを傷つけるリスクがあるためおすすめしないことは前述しました。
ペニスを長くするには、手術的な方法がもっともおすすめであるとお伝えするのは、以下の理由があります。
理由①:安全性がある
治療部位の構造を熟知した医師が施術することで、安全にペニスを長くすることが可能です。
構造や注入する素材を医師が把握しており、その説明がわかりやすく納得でき、質問にもしっかりと答えてくれるクリニックであれば、安全に手術を遂行してくれる可能性は高いと考えます。
よい結果のために、不明な点はどんどん質問するようにしましょう。
理由②:確実性がある
当院では診察によって、「効果が出る」と判断した場合のみ患者様へ希望される手術を行っております。
多くの症例から、そのペニスが手術によって変わるか否かは判断できます。
そのうえで「効果が出る」と判断した状態であれば、変わらないということは考えにくいです。
効果のほどがあやふやなのに安易に手術を行い、受けたことを後悔するのは患者様にとって不幸だと思います。
症例の多い医師であれば、「効果が出る・まあまあ出る・あまり出ない・出ない」と診察によって判断できます。
医師へその点を確認し、「託せる」と思えるかを判断することが大切です。
理由③:即効性がある
手術終了後、患者様に状態をご覧いただきます。
この時点で、すぐに長さや太さの効果を実感できます。
腫れやむくみによって、経過とともによりよくなっていくとお考えください。
ペニスで悩む人にとって手術後すぐに効果を感じられるのは、「不安だったけど決心してよかった!」と、精神的にも大きな自信につながると思います。
「チン長」に関してよくある質問
ペニスを長くする手術を受ける患者様からよくいただく質問について、回答・解説します。
手術をした後の機能面の低下が不安
ペニスを長くする手術(長茎術・脂肪吸引式長茎術・陰茎増大)において、勃起や感覚をつかさどる神経を傷つけることはありません。
あくまで安全な範囲で手術を行うため、機能面については安心してお任せいただければと思います。
手術後に傷跡は残るか?
長茎術の場合、ペニスの付け根(上部)を2~2.5cmほど切開して手術を行います。
その箇所が横に線のような傷あととなりますが、経過とともに目立たなくなります。
陰毛で隠れる箇所で手術を行うため、周囲に目立つことはありません。
手術の痛みはどれくらい?
手術中は麻酔をかけたうえで行うため、術中の痛みはほぼ感じません。
麻酔注射の際に、爪先でつねる感覚を我慢していただければと思います。
術後は痛み止めを処方しますので、痛みが気になる場合は服用してください。
術後の痛みは痛み止めでおさまる範囲ですが、よほど痛みが強い場合はクリニックへご連絡ください。
まとめ:チン長を伸ばすならフェアクリニックへご相談を!
「ペニスの長さを変える手術」を検討する場合、「安全に結果を出してくれるか?」という点を一番に考え、医師・クリニック探しをなさる方は多いです。
安全に確実に結果を出すために、難易度の高い手術は特に医師の経験に注視して調べるようにすることをおすすめします。
当院は診察時に、「手術によって長くなるか?」「どれくらい長くなるか?」についてお伝えしています。
手術方法についても、わかりやすく説明しております。
「手術が不安」「どういった手術をするのか」「効果はあるのか」などの疑問・不安がある方は、ぜひ私たちネオ形成外科へご相談ください。