包茎の状態でマスターベーションをなさる方は、圧倒的に「皮を使って行う『皮オナ』」が多いようです。

今回は「包茎で皮を使ったマスターベーションのほうが気持ちよいか？」について、解説します。

オナニーは包茎の方が気持ちいい？【結論】

マスターベーションの方法で、「皮を使う」「亀頭を刺激する」のどちらの方法が気持ちよいかは、個人の感覚によって変わるでしょう。

どちらの方法で射精することに慣れているか、という点も重要かと思います。

亀頭を刺激する方法はビクビクし、痛がゆさやくすぐったさが優先してしまい、「あっという間に射精してしまう」「亀頭が痛くて射精しにくい」というケースもあるようです。

包茎でオナニーをする（皮オナの）リスク

包茎の状態で皮を上下に動かすマスターベーション、いわゆる「皮オナ」を行うことは、男性にとってメリット、デメリットのどちらが大きいのでしょうか？

リスク①早漏になる可能性がある

皮を使ったマスターベーションに慣れていると、日常的に亀頭を刺激することがないため、刺激に弱く敏感な亀頭であることが多いです。

性行為で興奮した状態だとより敏感なため、ますます早漏の状態が加速します。

可能な限り亀頭を露出させる、亀頭を直接刺激することに慣らすことが、「脱・早漏」の解決策につながります。

リスク②ペニスの皮が伸びてしまう

マスターベーションのたびに皮を動かすと、徐々に皮が伸びてますます余る状態となります。

日本人男性は皮でのマスターベーションをなさる方が多く、包茎の割合が多い一因とも考えられています。

皮がだぶつくと日常的にかぶったままのペニスとなり、衛生面や機能面（早漏になりやすい）でデメリットとなります。

包茎でのオナニー（皮オナ）を卒業するべき理由

皮を動かすマスターベーションを卒業したほうがよい理由は、どういったものが挙げられるでしょうか？

遅漏を目指せる

前述したとおり、皮を動かすマスターベーションは亀頭が刺激に弱いままのケースが多く、早漏で悩む方が多数おられます。

遅漏を目指す方にとって、「皮オナ」をやめて亀頭を刺激するマスターベーションへ変えることは、「脱・早漏」の効果的なトレーニングになると考えます。

女性に挿入する時の快感が増す

常に亀頭を刺激するマスターベーションをすることで、亀頭が直接触れる性行為にも慣れていきます。

この場合、セックスをゆっくり楽しむことができず、「強すぎる刺激」をいかにごまかすかし射精を遅らせるかが行為中のメインテーマになってしまいます。

セックス時の快感を楽しむために、日常的に亀頭の刺激に慣らしておくとよいでしょう。

衛生的に良い

皮を亀頭にかぶせたまま射精し、そのまま拭かない方もおられます。

精液にまみれた亀頭はにおいを発する、雑菌が増えるため、不衛生な状態となります。

炎症を起こすことも考えられるため、もともと尿や汗で汚れやすい亀頭や陰茎は清潔を心がけるようにしてください。

亀頭を露出させたマスターベーションの場合、精液で汚れにくく、その後の処理もしやすいため、衛生面からもおすすめです。

包茎を卒業したいなら、まずは1歩を踏み出そう

「包茎で皮が余っていると、つい皮を使ったマスターベーションをしてしまう」という方も多いでしょう。

包茎を卒業するには、どのようなステップを踏むとよいでしょうか？

まずは専門医へ相談

ペニスにかかわることなので、専門医や専門クリニックへ相談なさることをおすすめします。

包茎の状態を診察し、患者様の困りごとやご希望、心配な点を伺ったうえで、効果的な方法をご提案いたしております。

包茎の診察、包茎手術を多数手がけているドクターの診察を受け、よいアドバイスが得られることが「悩み解消」への近道となるでしょう。

ペニスの皮の悩みはネオ形成外科へ

ペニスの大きさや包茎など、ペニスの悩みは周囲に相談できませんよね。

私たちネオ形成外科は、包茎や短小、早漏、ぶつぶつなどの「ペニスの悩み」を全般的に解決する治療を行う専門クリニックです。

勇気をもってご相談くだされば、患者様に寄り添った最良のアドバイスができるよう心がけています。

どうぞご相談ください。

まとめ：オナニーは包茎の方が気持ちいいけど、包茎のメリットは少ない

包茎の方にとっては、皮を使ったマスターベーションに慣れているため、そのやり方のほうが射精しやすく気持ちよく感じるでしょう。

包茎で悩んでいるのであれば、無理やりメリットを考えるのではなく、ご自分にとって包茎を治すことがよいかどうか、将来を見越して検討なさることをおすすめします。