「カリ首が張ってボリュームのある亀頭」に憧れる男性は多くいらっしゃいます。
当院の治療内容でも、包茎手術と並んで人気の高い治療が「亀頭増大」です。
温泉やサウナで周囲の男性のペニスと比較すると、自分よりも亀頭が大きい人、小さい人、同じサイズの人がいることがわかるでしょう。
身長や手の大きさと同様に、亀頭や陰茎の大きさも個人差があります。亀頭の大小の差はどうして生まれるのか、また亀頭はどのように成長していくのか、について疑問を持つ人も少なくありません。
特に亀頭が小さくて悩む人にとって、
- 「自分の亀頭はまだ成長するのか？」
- 「なぜ周りと大きさが違うのか？」という点で悩まれると思います。
という点で悩まれると思います。
今回は「亀頭の成長と大きくする手段」について、専門医の私が解説します。
亀頭の成長段階は5つある
亀頭の大きさは身長や手の大きさと同様に、体の成長とともに変わります。
生まれてすぐの赤ちゃんの亀頭は、ほぼ変わらないと考えます。
亀頭はいつ成長し、どの段階で成長が終わるのか、成長の過程で「小さくさせないための方法・対策はあるか？」を考えてみましょう。
第1期
幼児期・小児期は「ペニスの成長期」の前段階で、いわゆる「思春期前」の時期です。
陰嚢（いんのう：たま袋）や睾丸（こうがん：たま）は未発達で、いわゆる「赤ちゃんの頃とさほど変わらないサイズ」となります。
もちろん、陰毛もまだ生えていません。包皮の先端が強く締め付け、亀頭を出したことがないケースも多く見られます。
第2期
ペニスの大きさに変化が現れるじきとなります。
１２歳前後、と言えるでしょうか。
陰茎や亀頭の大きさはあまり変わりませんが、陰嚢（いんのう：たま袋）や睾丸（こうがん）が大きくなり始めます。
くるくるとカールした細くやわらかい陰毛が、数本生え始める時期でもあります。
徐々にペニスの成長が見え始める頃となります（成長の開始時期、成長のスピードは大きな個人差があります）。
第3期
いわゆる「ペニスの成長期」の初期段階となります。
陰茎が太く長くなり、子どものようなペニスとは様相が変わってきます。
陰嚢（いんのう：たま袋）や睾丸も第２期より大きくなり、陰嚢の色は茶色がかってきます。
まだ亀頭がすっぽりと皮で覆われる、包茎の状態が多い時期です。
第4期
ようやく亀頭の成長が始まる時期で、亀頭が大きくカリ首も張ってきます。
陰茎もさらに長くなり、太さが出てきます。
陰嚢はさらに大きくなり、色も濃くなっていきます。
この時期になると皮がむけて亀頭を露出しやすくなる人もおり、むいた状態を維持すると亀頭の成長が見込みやすくなります。
陰毛もだいぶ多くなり、大人と変わらないくらいに生えそろう人もいます（が、あくまでペニス周辺の陰毛が増えるだけで、太ももなどまで広がって生えることは少ない時期です）。
皮がむけ亀頭や陰茎が太く長くなり、ペニスの見た目が「大人の状態」に変わる、または変わりつつある時期となります。
成長スピードに個人差があり、周囲のペニスと比べ悩む男性も多くなる時期でもあります。
第5期
ペニスの成長の最終期が、第５期です。
個人差はあるものの、第５期は１８歳前後が目安となります。
亀頭や陰茎、陰嚢、睾丸も成長し切ったサイズとなり、それ以降で自然と大きさが変わることはまず考えられません。
包茎が改善する時期でもあり、露出した大きな亀頭、長く太い陰茎になる男性も多くなります。
亀頭や陰茎の成長が終わるため、１８歳前後で亀頭や陰茎の大きさ、包茎の状態の改善は完了すると考えられます。
２０歳前後で大きくなることもありますが、まれなケースであるとお考えください。
成人以降に亀頭の膨らみを増強させる方法
亀頭が十分な大きさにならなかった人にとって、「２０歳を超えるとペニスの成長は考えにくい」という点は、ショックかもしれません。
来院される患者様の中には、中高年になってもまだペニスが成長すると思い込んでいる人もおられます。
残念ながら２０歳の亀頭のサイズが、その先も一生続く大きさと考えてよいでしょう。
ペニスの成長の第５期を終えたあと、亀頭を大きくする方法はあるのでしょうか？
サプリメントの活用
いわゆる「増大サプリ」なるものがネットや雑誌の通販で目にしますが、まったくおすすめできません。
飲むだけで成長期を終えたペニスを大きくできる、などありえません。
あたかも亀頭をはじめペニス全体を大きく効能がうたわれていますが、サプリメントは「健康補助食品」であり、薬ではありません。
つまり、せいぜい「体に不足している栄養分を食品で補う」ことがサプリメントの限界であり、機能を変えるほどの効果を出すのは「薬」の扱いとなります。
当然日本国内で「薬」を販売する場合は厚生労働省の許認可が必要ですが、いまだかつて「ペニスを増大させる薬」が許認可されたケースはありません。
サプリメントに血流がよくなると「思われる」成分を少し入れて、あたかも「亀頭への血流が高まり大きくなる」とアピールしたいんでしょう。
しかし、その効果はないと考えます。こういったサプリメントやエセ薬の広告を見ていて思うのは、「じゃあ身長を伸ばすサプリメントも売れば」ということ。
購入する側も、「身長が伸びるわけがない」とわかっているので、あまりそういったサプリには手を出さない、さほど売れないから広告されないということになります。
- 「ペニスを大きく！」
- 「バストを大きくする豊胸サプリ」
- 「激やせ薬」
などは、人に相談できない内容なのでひっそりこっそり買う人が多くいるのでしょう。
効果がなかった….という結果ならよいのですが、どの国で製造してどういったルートで輸入しているか不明、内容成分も正しいか不明、取り締まる行政機関もない、となると健康被害が非常に危惧されます。
繰り返しますが、ペニス増大をはじめとするサプリメントは効果がないと考えてください。
肝臓や腎臓への影響等、健康被害が出ては本末転倒です。
増大効果が出るなどは考えられず、なんの効果もないなら「健康被害がなくてよかった」と思うべきでしょう。
亀頭増大手術を受ける
成長が終わり小さなままの亀頭を大きく方法で、医師として効果や安全性を考えもっともおすすめするのは、注射によって素材を注入する「注入法」です。
医学的根拠の点からも、他の方法と比べ確実な効果が見込まれるため、注入法は非常によい方法であると考えています。
「亀頭増大は素材を入れるから危険なのではないか？」
と心配する人もいらっしゃいますが、安全な素材を使用し注入経験が多い医師が担当すれば、心配はありません。
亀頭の輪郭となる、いわゆる「カリ首」に素材をいれていくことで、亀頭の壁が高くなりボリュームアップします。
治療時間は１０～１５分、素材の種類により性行為の禁止期間は２～３週間となります。
亀頭の膨らみを増強させるメリット
大きな亀頭、カリの張った亀頭に憧れる男性は多くおられます。
増大効果による見た目や機能面の充実から、私が開設するネオ形成外科をはじめ、多くのクリニックで人気の項目です。
亀頭を大きくすると、以下のようなメリットがあります。。
ペニスの見た目が大きくなる
- 亀頭のボリュームを出して温泉やサウナで「どや？！」と堂々としたい
- 女性の前で脱いだ時に「大きくて気持ちよさそう！」と期待させたい
- そもそも小さい亀頭がコンプレックスで人前で脱げない
という人にとって、亀頭増大で見た目を大きくすることは、相当の自信につながります。
小さな亀頭の人だけでなく、より大きくしたいと考える人もおり、そういったリクエストにも対応が可能です。
亀頭は先端の部分となる尿道口付近を大きくしても迫力は出ないため、カリ首の全周を張らせることが効果的です。
なお注入する位置が浅いと、素材がデコボコと浮き出てしまいます。
また、亀頭の左右どちらかばかりが大きくなると、バランスが悪く見えます。
- 素材の凹凸を作らない
- 全周のバランスを考えた注入を行う
という点を注意しながら増大治療を行います。
亀頭の張りや硬さが強くなる
注射による亀頭増大は、カリ首の張りを出すことに加え、亀頭全周を「弾力のある硬い亀頭」に変えることができます。
不自然な硬さではなく、たとえると「勃起した亀頭の硬さ」となります。
ガチガチなプラスチックのような手触りではないため、「パートナーにわからないように増大したい」と希望する人にもおすすめできる治療です。
性行為時にパートナーへ与える刺激が増大する
前述したように亀頭増大によって、硬めの弾力ある亀頭に変わります。
カリ首全周が硬く張ることで、セックスの際に女性の膣壁（ちつへき）をこすりやすくなり、刺激を与えられるようになります。
これまで亀頭が膣内にあたらない、こすらないと思っていた人も、亀頭増大によってピンポイントに刺激しやすくなります。
機能アップにつながり女性に喜ばれることで、男性の自信が高められる治療です。
早漏が改善される
亀頭増大でカリ首が硬くなると、過敏な感覚をコントロールしやすくなります。
性感の集まりであるカリ首が硬さによって外の刺激に強くなり、セックスで挿入していても短時間で射精する「早漏」の改善が期待できます。
そのため亀頭増大と早漏防止を兼ねて希望する人も多く、コストパフォーマンスのよい治療と言えます。
包茎が改善される
亀頭が皮に覆われる「包茎」の状態を、亀頭増大によって改善することができます。
亀頭増大によってカリ首が高くなると、皮が前にせり出すことを防ぎせき止めてくれます。
「亀頭増大でダムの高さを高くする」ことをして、皮のかぶさりを防ぐと言えます。
包茎で悩んでいるが包茎手術で皮を切るのは怖い、という人には「亀頭増大による包茎の改善」がおすすめです。
亀頭の膨らみを増強させる手術を安心して受けるには？
亀頭増大を希望する人にとって、素材の注入による亀頭増大は大きなメリットがあることをおわかりいただけたと思います。
多くのクリニックで亀頭増大治療を行っていますが、どこを選んでも同じ結果が得られるのでしょうか？
答えは「NO」です。
素材を注入するだけだから誰でもできる、と安易に考える医師もいますがとんでもありません。
安全に結果を出すために、どのような点を注意してクリニックを選ぶとよいのでしょうか？
実績豊富なクリニックを選ぶ
間違いなく言えることは、「どのクリニックを選んでも同じ結果が得られるわけではない」ということです。
担当する医師が亀頭増大治療をどれだけ行っているか、を確認することが大前提となります。
「長年専門でやってます」と言うものの、亀頭増大治療に関してはほぼ未経験や経験が浅い医師は多くおります。
凹凸が出る、左右のバランスが悪くなる、そもそも効果が出ない、という残念な結果とならないよう、担当する医師を事前に確認し、指名するようにしましょう。
クリニックのサイトに「医師紹介」があること、そこに顔写真・氏名・出身大学や勤務履歴などの経歴が書かれている医師が診察・治療を担当することは絶対条件だとお考えください。
そこに掲載されていないのであれば、依頼するべきではありません。
大事なペニスですから、名前や顔も確認できない医師にお願いする必要はありません。
手術前後の症例写真を載せているクリニックを選ぶ
最近は、治療の症例写真を掲載しているクリニックも多くなりました。
亀頭増大治療の結果を掲載しているクリニックもありますので、増大効果があるかどうか、医師の技術はどうかを知るうえで大事なツールとなります。
症例写真を載せているか、は医師の技量を知るうえでひとつの指針にしてもよいと考えます。
また私をはじめいくつかのクリニックは、亀頭増大や包茎手術の手術動画もサイトやYouTubeなどでアップしています。
実際の治療風景が動画で確認できると、治療結果や形を確認することができるので、より信頼できると思います。
症例写真や治療動画もご覧になったうえで、依頼するクリニックを決断するとよいでしょう。
まとめ：亀頭の膨らみを増強させる手術を検討中の方はネオ形成外科へ
成長が終わった亀頭は、自然に大きくなることはありません。
申しあげたとおり、２０歳前後以降で亀頭がボリュームアップすることは考えにくいでしょう。
サプリや器具を使った増大方法がネットにあふれていますが、私は医師として、亀頭を大きくする方法は素材を注射する医学的な治療がもっとも安全で確実、と考えています。
前述したとおり、医師であればだれでも亀頭増大治療でよい結果を出せるわけではありません。
亀頭増大に適した素材、注入する深さ、効果的な量を医師が判断できることが重要です。
経験が浅い医師には、よい結果を出すことは難しいと考えます。
非常に多くのクリニックがあるため、その中からよいクリニックを選ぶことは患者様にとって難しいことでしょう。
よいクリニックを選ぶには、サイトに亀頭増大治療を担当する医師が明示されていることが必須条件となります。
手術の担当医を明示しているクリニックは少ないため、インターネットサイトで顔写真、名前、出身大学や勤務歴などの経歴が掲載されているクリニックだけを選んでいくと、ある程度絞って検討することができます。
そもそも、担当する医師がどういった人かわからないようであれば、大事な亀頭の治療を託すべきではありません。
私たちネオ形成外科では、私柴田または東京院の山本院長が必ず担当いたします。
最近は医師が診察を行わず、カウンセラーと称する営業マンが状態を見て手術をすすめるケースも増えていますのでお気を付けください。
私たちが診察、治療、アフターケアまで一貫して行います。どうぞ安心してお任せください。
