今回は、亀頭や陰茎、長さが小さくて短い状態「極小ペニス」について解説します。
この「極小ペニス」という表現は、もちろん医療用語ではなく、来院される患者様が「自分は極小ペニス」でとおっしゃるケースが多くあります。
患者様が自分のペニスを「極小」と感じたうえでご相談に来られ、どういったことを希望されるかも含めて解説できればと思います。
極小ちんこを卒業できる手術方法
自分のペニスを非常に小さく感じている、短く感じている、診断のうえ実際に小さい・短い、という場合、
どのような解決法があるでしょうか?
亀頭増大手術
亀頭のサイズで悩んでいる人には、亀頭を大きくする「亀頭増大手術」をおすすめしております。
注射剤の注入で亀頭のカリ首にボリュームを出し、張りを持たせる効果がわかりやすい手術です。
素材は豊富にあり、注入する素材のタイプによってボリュームアップ効果や持続期間が様々….。
皮膚内でボリュームが定着するタイプや、2~5年ほどで吸収されるタイプまであります。
近年は、一度の治療で素材が定着し大きさを維持してくれるタイプ、が人気ですね。
包茎手術
亀頭が皮に包まれていると、「子どものペニス」のような見た目となるため、自分自身が「極小ペニス」と感じる人が多くおられます。
包茎手術は平常時と勃起時の陰茎の長さ、皮の伸び率を計測し、余分な皮をデザインして皮を切除・縫合するという手術です。
皮の締め付け方、余り方によりますが、手術時間は20~30分となります。
亀頭が常に露出すると見た目が「大人のペニス」に変わるため、自信がつく人が多いです。
長茎術
体内にペニスが埋まり短く見える人は、「長くだらんと垂れたペニス」に憧れるケースが多くあります。
埋まったペニスを引き出す手術を「長茎術(ちょうけいじゅつ)」と言い、年齢を問わずリクエストの多い手術となります。
温泉やサウナ、ゴルフやスポーツジムの着替え、入院や介護時など、平常時にペニスが短い状態を改善することが可能です。
極小チンコを卒業するべき人の特徴
極小ペニスを手術で検討する場合、どういった人が具体的に考えるとよいのでしょうか。
「極小ペニス」を改善することで「より自分自身に自信が持てるようになる人」について、
解説します。
ペニスのサイズが平均より下
ペニスの平均サイズについては様々なデータがあり、日本国内の医療機関で統一された正確なものは
ありません。
しかし、過去の文献やデータから、「日本人のペニス」の平常時の平均サイズは「8cm~8.5cm」、
勃起時の長さは「13cm前後」という説が有力なようです。
勃起時に「女性を満足させる」にはある程度の太さも必要となるため、「長さはクリアしているが、太さが足りない」
と考える人もおられます。
「周囲のサイズと比較して、自分のモノはどうか」を考え、平均よりも短い、細いのではないかと悩む場合、
手術による方法を検討するのも一案だと考えます。
サイズや太さに自信がない
人前で脱いだ時、パートナーとのセックスの時に、「周囲の平均サイズ」にかかわらず自分自身のサイズに悩む人もおられます。
前述した「日本人の平均サイズと言われている数値」がクリアしているものの、「このサイズでは物足りない」「もっとサイズを変えないとパートナーが満足していないように感じる」と相談に来られる人も少なくありません。
「自分が納得するサイズ」を追い求める男性の場合、自分に自信を持つために、増大手術や長茎術で納得できるサイズに変えることもよい改善策となります。
もっと男らしく生きたい
「ペニスに自信を持ち、男らしく堂々と生きたい」と希望する人は非常に多くおられます。
社会的に成功していても、ペニスのサイズの悩みによって、「頭の中で常に悩み、自信を持てない」という人は意外と多いものです。
ペニスのサイズは自身の努力ではどうにもならないため、治療によって安全に変えることができるならば、「男らしく自信を持って生きる」ために、検討なさるとよいと思います。
極小ちんこを卒業するメリット
ペニスのサイズを変えることで、どういったメリットがあるでしょうか?
セックスライフがさらに充実
ペニスのサイズが変わることで、パートナーの膣にこすりやすくなる、見た目の迫力が増して期待感を持たせることができる、
という点は、セックスライフの充実に大きく寄与するでしょう。
パートナーが満足してくれることで、相当な自信につながり、セックス以外の面でも「堂々と、積極的に」動くようになったという患者様が多くおられます。
男として自信が付く
前述したように、ペニスが大きくなることで見た目や機能面が変わることが期待できます。
パートナーの反応、鏡に映した自身のペニスの印象の変化によって、「男の自信」がつく人が非常に多くおられます。
ペニスの手術を受けたことで、外見を変える以上に自信につながる人が多く、担当医師としてとてもうれしく思います。
温泉で堂々と歩ける
極小ペニスで悩む人は、「人前で脱げない」という人がほとんどです。
温泉やサウナを避ける、将来的に介護を受けるときにペニスを見られるのが怖い、といった悩みはもはや「あるある」と言えます。
ペニスの大きさや長さが変わる、皮がむけて亀頭がしっかりと露出していると、いわゆる「大人のペニス」の見た目になります。
そうすると、それまではコソコソと隠していたのに、「ドヤっ!!」とむしろ周囲に診てほしい気持ちになるそうです。
せっかくの温泉ですから、周囲の目を気にせずに堂々と入りたいですよね。
手術以外で極小ちんこを治す方法はある?
私は専門医の立場から、「極小ペニスを改善する方法」として、手術による方法を推奨しています。
もっとも安全で、手術直後から効果を実感できるためです。
手術以外の方法として、ネットや雑誌では以下の方法が紹介されています。
普段の食事を変える
ペニスの血流を改善してサイズを大きくする、としてペニスのサイズを変えるための様々な栄養素の摂取方法を紹介するサイトがあります。
偏った食事の摂り方や食べ方によって病気を患い、勃起しにくくなるなどのことは考えられるため、食事の改善はとても良いことだと考えます。
ただ、「ペニスを大きくするため」という目的で食事しても、変化が見られるかは疑問です。
これまでもその成果を聞いたことがないため、効果的とは言えない、と考えています。
チントレを継続する
ペニスを引っ張る、もむ、たたくなどの「トレーニングによる増大法」を「チントレ」と総称し、YouTubeやネットで面白おかしく紹介されています。
実際はペニスを痛めているではないか、勃起に影響しマイナスではないか、と思われる方法も紹介されているため、
話しのネタとしてちょっと試してみた、くらいにとどめておいたほうがよいでしょう。
健康被害が出る可能性もあるため、おすすめできない方法です。
ペニス増大サプリを摂取する
「増大サプリメント」「長くするサプリメント」は、ネットや雑誌の通販で多く販売されていますね。
たびたびコラムでも取り上げていますが、私はこういったサプリメントはすすめません。
製造国、原材料が不明なため、摂取することで健康被害を起こす懸念があります。
実際に瘦身や薄毛薬などを含め、この類のサプリ等の健康被害の報告が厚生労働省にあがっています。
サプリメントや未承認薬を、ネット経由で海外から簡単に手に入れられる時代ですが、将来的なことを考えると使用すべきではないと考えます。
まとめ:極小ちんこで悩んでいるなら、まずはネオ形成外科へ
極小ペニスで長年悩み、大きくしたい、長くしたいとお考えの人は非常に多くおられます。
成人後、ペニスのサイズが自然に成長する(大きくなる、長くなる)ことはないため、安全・確実に効果を出すには手術的な方法がもっともよいと考えています。
私たちネオ形成外科は、手術経験が豊富な医師が診察から担当し、「効果が出るか、出ないか」についてもしっかりとお伝えしております。
「手術でも変化が見られないかもしれない」と予測できる場合、そのようにお伝えしています。
診察相談を受けたからと言って、やみくもに手術をすすめるようなことはありませんので、安心してご相談ください。
皆さまのご相談を、医師・スタッフ一同、お待ちしております。