ペニスが大きな状態を、「巨根(きょこん)」と表現することがあります。
山で見かける巨大な切り株、根っこのようなイメージから呼ばれるようになったのでしょうか。
立派な大木のような印象は、多くの男性取って憧れることから、こういった呼び名となったのかもしれません。
今回はそんな「巨根」ペニスについて、考察しましょう。
巨根とは?
巨根ペニスの定義というのは難しいですが、
・亀頭や陰茎がしっかりとした太さがある
・ペニスが長い
・重量感がある
という点が、多くの男性が持つイメージかと考えます。
巨根は自力でも目指せる?
ネット等で「自力でペニスを大きくする」などの記事を、よく目にします。
お金がかからず、簡単に行える「なんらかの方法」によって長く大きくできるならば、「試したい」とお考えの人も多いでしょう。
「サプリ」「チントレ」などが多く紹介されていますが、結論として「手術的な方法」がもっとも安全、確実と考えています。
専門医は推奨しない方法①ペニス増大サプリ
「増大系、長茎系サプリメント」と称した商品が、ネットや雑誌の通販で非常に多く売られています。
こういった商品は「原材料はなにか?」「どういった会社がどこで作られているか?」が不明瞭で、健康被害も報告されており、使用には慎重を期すようにしてください。
この類のサプリメントを長年服用したうえで来院なさる人もおられますが、効果がないならまだしも、異状なむくみが生じているペニスを見たこともあります。
安全面から、こういったものはおすすめできません。
専門医は推奨しない方法②チントレ
日常的に行う「筋トレ」のように、ペニスを自分自身で太く長くするために、亀頭や陰茎をたたく、強く圧をかけてもむ、陰茎を外へ思い切り引っ張るなどの「チントレ(ペニスのトレーニング)」もネットや動画で紹介されています。
一見、お金もかからず簡単に「太く長く」できる方法として魅力があるかもしれませんが、こちらも安全面からおすすめできません。
ペニスを傷つける可能性がある、ペニスを支える靭帯(じんたい)に影響し勃起の角度が悪くなる、などデメリットが大きいと思われるため、安易に試すべきではないと考えます。
巨根を挿入される女性はどう感じる?
亀頭や陰険が太い場合、女性の膣に刺激を与えやすくなる点が大きなメリットです。
カリ首が張っている、陰茎全体が太いことで「膣壁にこすりやすくなる」「圧をかけやすい」など、機能アップに大きく寄与することが期待できます。
ペニスの大きさによって、それを見る女性側は「期待感が高まる」「がっかりする」などの気持ちになるようです。
巨根ちんこの知られざるメリット
巨根であることは、どのようなメリットがあるでしょうか。
銭湯で堂々と歩ける
かなりボリュームのあるペニスですから、巨根ペニスの持ち主であれば堂々と人前で脱げるでしょう。
「ドヤっ!!」と自信を持って、男性の前でも女性の前でも裸になれるかもしれませんね。
銭湯、温泉やサウナでも、周囲の男性から二度見されるかもしれませんね。
将来「介護施設」で恥ずかしい思いをしない
高齢になって介護を受ける立場を想定し、「清拭(せいしき:看護師やヘルパーに体をふいてもらうこと)のときにペニスを見られることが恥ずかしい」という理由で、クリニックへ増大治療や包茎手術の相談に来られる人も多くおられます。
サイズが小さい、包茎であることから、お世話になるときに「恥ずかしくて想像しただけで耐えられない」というものです。
巨根ペニスの方は、いつなんどきもサイズが十分にあるため、「人に見られると小さくて恥ずかしい」という概念はないかもしれませんね。
早漏が改善する
ペニスが大きいと皮がかぶらずむけている人が多く、亀頭は常に外へ露出した状態となります。
亀頭が常に外の刺激に触れている、乾燥していることで、強い亀頭であることが多いです。
射精が早い、いわゆる早漏であるケースは少なく、セックス時の射精のコントロールがしやすい人が多いように思います。
ペニスが大きいことで、女性も早い段階から快感を得やすいというメリットもあるでしょう。
セックスライフがより充実する
大きな巨根ペニスは、早漏になりにくい、サイズが大きいため女性の満足度が高い、という点は大きなメリットだと考えます。
セックスが充実することで、男の自信に満ちている人が多く、ますます女性が寄ってくる好循環を生むかもしれません。
巨根を目指すなら「サプリ」か「手術」の2択がある
雑誌やスポーツ新聞、インターネットサイトで、「巨根ペニスになるサプリ!」などと販売されているものを見ますが、どういった成分かはまったく分かりません。
体に影響がなければよいですが、肝機能や腎機能に影響を及ぼすような成分が入っていないとも限りません。
そのため、うかつにサプリメントの類を服用することは、専門医としておすすめしておりません。
亀頭増大、陰茎増大、長茎術、包茎手術など、いわゆる「ペニスのサイズを変える手術」というのはいろいろな方法があります。
患者様にとって効果が出る、と判断する場合、私は専門医として安全で確実な方法である「手術」をおすすめしています。
巨根を目指せる手術方法とは?
大きなペニス「巨根ペニス」にするには、どういった手術があるでしょうか?
その方によってもとのサイズは異なりますが、代表的な方法を挙げてみました。
ぜひ参考にしてください。
包茎手術
皮によって亀頭が包まれた「包茎」の状態は、外から見たときに「小学生の子どものようなおちんちん」という印象を与えます。
亀頭がしっかりと出てカリが張っていると、「大人の大きなペニス」と見られます。
また、皮がペニス自体を体内に押し込む役割をするので、かぶっていると短く見えることも多いです。
包茎手術は20~30分ほどの手術ですが、亀頭のサイズを大きく見せる、ペニスの長さが出た印象に見える、というメリットがあります。
陰茎増大術
ペニスの「サオ」と呼ばれる箇所、陰茎全体を素材によって太くすることで、巨根ペニスに変える方法があります。
陰茎の根元から亀頭の真下まで、全体的に素材を流し込んで太くするイメージをお持ちください。
亀頭より陰茎は素材の量が入るため、重みも加わって「ずっしり」としたボリュームのあるペニスに変えることができます。
亀頭増大
亀頭のカリ首に素材を注射して張らせる「亀頭増大手術」も、ペニスの巨根化に大きく寄与します。
カリが小さいと頼りなく見えますが、カサがしっかりと広がった亀頭は、迫力があるものです。
亀頭増大は10分ほどの注射治療ですが、包茎の改善、ボリュームアップしたペニスの印象を与えることができるため、大変人気があります。
長茎術
ペニスが埋まって短い場合、亀頭や陰茎が太くても小さく見えてしまいます。
やはりペニス巨根化に、長さは欠かせません。
短くて迫力のないペニスの場合、長茎術によって体内に埋まったペニスを引き出す「長茎術」も効果的です。
巨根のちんこは「包茎」の人でも目指せる?
包茎の状態の人も、巨根ペニスを目指すことができます。
包茎を無理に治さなくても、亀頭を大きくしてかぶりにくくすれば、しっかりと張ったむけた亀頭を披露することができます。
もちろん、包茎手術もあわせて行うことで、より亀頭の大きさが強調されるため、同時の手術もおすすめです。
まとめ:巨根を真剣に目指すなら手術を推奨!
サプリメントや器具による増大法は根拠がなく、健康被害も報告されるなど危険を伴います。
安全な素材と量を注入して太くする(増大手術)、余分な皮を取って亀頭を露出させる(包茎手術)、ペニスを安全に外へ引き出す(長茎術)など、ご本人の悩みを確実に解消する手術はおすすめの方法です。
専門医が診察し、状態を把握したうえで適切な方法を提案することが、「安全・確実にペニスを巨根化する方法」の近道です。
専門のクリニックで医師の診断の受け、よい方法を一緒に考えるとよいでしょう。
ネオ形成外科では、ペニス手術の相談をお受けしております。
手術を無理にすすめることもなく、患者様に寄り添った診療を心がけています。ぜひご相談ください。