You are currently viewing ちんこの皮をむく正しい方法。専門医が推奨しない皮の剥き方も解説

ちんこの皮をむく正しい方法。専門医が推奨しない皮の剥き方も解説

「ペニスの皮がむけて、亀頭が常に露出していることが望ましい」とお考えの男性は多いと思います。

衛生面、見た目や機能的な面からも正しい考えと言えます。一方で、見た目や衛生面が悪いと男女間の関係にも影響してしまいます。

最近は若者女子の中で「蛙化現象」が話題ですが、ペニスの見た目が悪いと蛙化現象を引き起こす原因になる可能性も。

先にお伝えしておくと、ペニスの皮の余り方や先端の締め付け方は人それぞれで、個人差によって大きく変わります。


「とにかくむき続けること」は、正しいのでしょうか?

亀頭を露出させる方法やリスクについて、専門医の視点で解説します。

↘︎ あなたの悩みをお聞かせください ↙︎

【参考記事】:ネオ形成外科の包茎手術について

【参考記事】:むけちんにしないリスク…むけちんを目指す1つの方法を専門医が解説!

「ちんこ(ペニス)の皮をむく方法」を選択するのは自己責任

成人男性が包皮をむき、亀頭を可能な限り露出させておくことは大事です。

亀頭がジメジメせずにつねに乾いていると「包皮内の細菌の繁殖」をふせぐため、衛生的です。


皮をむくことで、においや垢が出にくい、という大きなメリットがあります。

また、亀頭が露出しているといわゆる「大人のペニス」に見え、ペニスも体外に出やすくなるため長く見えるメリットもあります。

さらに亀頭が外の刺激に慣れるため、早漏防止の効果も期待できます。

このように包皮をむいて亀頭を露出することは、男性にとってメリットが大きいとお考え下さい。

ただし、「むけにくい包茎」「むけない包茎」なのに無理をして皮をむくと危険な状態になることがあります。


また、包茎を治すとうたう「矯正器具」なども販売されていますが、包皮や亀頭、陰茎を傷つける危険性があります。

包茎を治すために皮をむくことは「自己責任」ですが、ご自身のペニスの状態やその方法をしっかりと考え、危険がないように行う必要があります。

↘︎ あなたの悩みをお聞かせください ↙︎

【参考記事】:ネオ形成外科の包茎手術について

【参考記事】:むけちんにしないリスク…むけちんを目指す1つの方法を専門医が解説!

ちんこ(ペニス)の皮をむく正しい方法【20歳以降】

20歳以降でペニスが成長することは、まず見込めません。

急に陰茎(さお)が伸び、亀頭が大きくふくらんで、皮がかぶらずむけたままになる、ということは考えにくいです。


それでは、20歳を過ぎても皮がかぶっている場合は、諦めるしかないのでしょうか。

ここでは、20歳以降で「正しく皮をむき、包茎を治す方法」を解説します。

包茎手術による治療

「包茎の状態を治し、皮がむけた状態にする」うえで、もっとも確実な方法は包茎手術です。

平常時と勃起時のペニスの長さの差を計測し、余分な皮を切除・縫合することで常に皮がむけて亀頭が露出した状態を維持します。

「手術の傷あとが目立ち、女性や周囲に包茎手術がばれることが心配」

という人も多いですが、手術方法によって手術後の傷あとが目立たず、他人にわからないように仕上げることが可能です。

ネオ形成外科で行う「亀頭直下埋没法」は、亀頭の真下で皮を切除・縫合するため、傷あとは亀頭の下のくびれ部分に隠れ、やがて皮のしわによって目立たなくなります。


20歳以降で包茎に悩む人には、私は包茎手術を第一選択肢として提案します。

↘︎ あなたの悩みをお聞かせください ↙︎

【参考記事】:ネオ形成外科の包茎手術について

【参考記事】:むけちんにしないリスク…むけちんを目指す1つの方法を専門医が解説!

亀頭増大手術による治療

「包茎手術は怖い、不安・・・。でも包茎は治したい!」という人も多くおられます。

その場合、リパスGやヒアルロン酸(ボラステン)などの素材を注射器で亀頭のカリに注入する「亀頭増大による包茎治療」をおすすめします。


亀頭を大きくすることで、皮がかぶらないようにする、いわば「ダムを高くする治療法」となります。

手術時間は約10分で、亀頭の増大と包茎の解消ができる、一石二鳥の治療と言えます。

専門医が推奨しないちんこ(ペニス)の皮をむく方法

逆に私たち専門医が推奨しない、ペニスの皮をむく方法とはなんでしょうか?

効果がないならまだしも、「身体(特にペニス)を傷つける危険性がある」ような方法は、絶対におすすめしません。

ネットや雑誌の通販には、「包茎を治すグッズ」なるものが多く販売されています。

実際にクリニックへ来られる人の中には、こういった「包茎矯正グッズ」の使用経験がある人も少なくありません。


どういったものがあるのか、またその危険性はなにかを解説します。

↘︎ あなたの悩みをお聞かせください ↙︎

【参考記事】:ネオ形成外科の包茎手術について

【参考記事】:むけちんにしないリスク…むけちんを目指す1つの方法を専門医が解説!

テープを使う

余った皮をペニスの根元に集め、セロテープやガムテープ、ビニールテープなどの「テープ」でぐるぐる巻きにして固定し、亀頭を露出させる方法がネットで紹介されています。

また、「包茎矯正テープ」なるネーミングで、通販でも販売されているようです。

テープで包皮がかぶれる、切れるなどのリスクが考えられること、傷ついた箇所が炎症を起こし、硬く治ることでむけにくくなるケースがあるため、おすすめしません。


中にはテープを強く巻きすぎて、ペニスの血流が悪くなり亀頭が傷むことがあります。

一見手軽で安くできる方法ですが、ペニスの安全上、おすすめできない方法となります。

矯正器具を使う

包茎を治す通販グッズとして、指輪のような形状の「包茎矯正リング」が有名です。

前述した「矯正テープ」と近いものがありますが、ペニスの根元に余った皮を集め、プラスチック製のリングで皮を止めて亀頭を露出するというものです。


こちらも包皮を傷つける、そのまま勃起するとペニスの血流を止めて壊死を起こす危険性があります。

それらしいアピール文で宣伝し、数千円で販売されているため購入されている人も多くおられますが、安易に使わないようご注意ください。

↘︎ あなたの悩みをお聞かせください ↙︎

【参考記事】:ネオ形成外科の包茎手術について

【参考記事】:むけちんにしないリスク…むけちんを目指す1つの方法を専門医が解説!

お風呂でむく

安全に行えばおすすめできるものの、無理をする人も多いので注意喚起の意味で掲載するのが「お風呂でむく」というオーソドックスな方法です。

シャワーや湯船でペニスの皮があたたまると皮膚がやわらかくなり、比較的むきやすい状態になります。


安全な範囲まで少しだけむく、というやり方を日々繰り返すことで、むける範囲が広がっていく可能性があります。

専門医として、期間をかけて無理をせず、少しずつ皮をむいていく方法は賛成です。

気をつけたいのは、「一気にむいてしまおう」と考える人です。

一気にむいて亀頭をすべて露出させることで、考えられるリスクは、「皮の先端の締め付けが強く、戻せなくなってしまう状態」です。

亀頭の真下で皮が食い込み、血流を止めてしまう危険があるため、「自分の皮はむけにくい」という自覚がある人は絶対に一気に皮をむく行為はおやめください。

↘︎ あなたの悩みをお聞かせください ↙︎

【参考記事】:ネオ形成外科の包茎手術について

【参考記事】:むけちんにしないリスク…むけちんを目指す1つの方法を専門医が解説!

ちんこ(ペニス)の皮をむくなら「包茎手術」が最も確実

手術の経験が豊富な専門医が、余分な皮を正確に計測し包茎手術を担当することがもっとも安全・確実に包茎を治す方法と言えます。

平常時、勃起時ともにちょうどよい皮の長さに仕上げることができるため、常にむけた状態となり清潔です。


上手な医師であれば、勃起時に皮が足りなくなるような失敗はありません。

感覚や勃起に影響することもありませんので、安心して相談なさるとよいと考えます。

↘︎ あなたの悩みをお聞かせください ↙︎

【参考記事】:ネオ形成外科の包茎手術について

【参考記事】:むけちんにしないリスク…むけちんを目指す1つの方法を専門医が解説!

自力で治すと壊死する可能性がある

前述しましたが、むけにくい皮を無理やりに一気にむくと、皮が戻せなくなる危険性があります。

亀頭の真下や陰茎の中央部分に強い締め付けが生じ、血流を遮ると皮膚が腐ってしまう、いわゆる「壊死(えし)」を起こします。


ペニスを輪ゴムや針金でグルグル巻きにして、放置しているのと同じ状態となるため、大変危険です。

皮がむけない人、むけにくい人は、絶対に無理に行わないようにしてください。

自力で治しても皮の量は変わらない

なお包茎矯正器具、グッズを使った皮を根元で集め、テープやリングで止めたとしても、皮が余っている状態は変わりません。

「むいておくとむきグセがつく」と考える人もいますが、器具を着けているときのみむけるのであって、外すと皮はもとに戻りふたたびかぶります。

「包茎を治す」という意味では、根本的な解決にはならないこと、包皮や亀頭・陰茎を傷つける可能性があることから、おすすめできません。

ちんこ(ペニス)の皮でお悩みなら、まずはネオ形成外科へご相談を

繰り返しますが、締め付けることなく皮が安全にむける人であれば、自力で日々むく方法がよいと思います。

しかし、20歳を過ぎるとペニスは成長しないため、包茎を治すことはできません。

矯正器具などでペニスを傷つけるリスクが心配な人、根本的に包茎を治したい人には専門医による安全な包茎手術をおすすめします。

「包茎手術は心配」という人も、長年悩んでいる場合は、経験が多く手術の知識に長けた専門医の診察カウンセリングをお受けになることを推奨します。


包茎手術を行うクリニックの中には、様々なオプションがついて料金が高額になる、医師が診ない、などのトラブルも少なくありません。

ホームページに顔写真、名前、経歴がしっかりと記載されており、実際にそのドクターの診察が受けられることを事前に確認できる場合は、受診を検討してよいと思います。

手術経験が豊富な専門医でかつ明朗な料金であれば、包茎手術を前向きに検討するとよいでしょう。

ネオ形成外科は私柴田をはじめ、長年の経験を持つドクター陣が担当します。手術を無理におすすめすることはありません。料金も明朗に行っており、安心して手術にのぞんでいただける体制をとっております。


「安心できるクリニックで包茎手術を受けたい」とお考えの人は、ぜひ私たちネオ形成外科へご相談ください。よい方法を一緒に考えましょう。

↘︎ あなたの悩みをお聞かせください ↙︎

【参考記事】:ネオ形成外科の包茎手術について

【参考記事】:むけちんにしないリスク…むけちんを目指す1つの方法を専門医が解説!

柴田 健了(しばた たけのり)

京都大学医学部卒。日本形成外科学会専門医。長年の治療実績、論文の成果が認められた医師のみが認定される日本形成外科学会専門医の資格を持つ。20年以上形成外科・美容外科の専門医として従事し、大手美容外科を経て、ネオ形成外科を開設。▶公式サイトURL:https://mens.fairclinic.jp/about/

公式サイトTOP > コラムTOP > 包茎 > ちんこの皮をむく正しい方法。専門医が推奨しない皮の剥き方も解説