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包茎手術をおすすめする理由を手術実績が豊富な専門医が徹底解説

今回は、「専門医として包茎手術をすすめる理由」について解説します。

包茎手術を受けるメリットは多くありますが、具体的にどういった点がよいのか、を挙げていきます。

手術を迷っている人にとって、参考になれば幸いです。

包茎手術をおすすめする人の特徴

以下の項目でお悩みの場合、私は専門医の立場で包茎手術をおすすめします。

ペニスの臭いが気になる

ペニスは「排尿機能」という、大きな役割があります。

一日に数回排尿し汚れますが、日中はお風呂やシャワーで洗うことができません。

尿をはじめ、汗や垢、ほこり、精子のカスが亀頭に付着しますが、包茎の場合はそのうえで皮が覆い、じめじめと蒸れた状態を保ちます。

放置すると恥垢(ちこう:俗に言うチンカス)という白いねばねばしたノリ状の汚れに変わり、非常に不快なにおいを発します。

亀頭を常に露出すると乾いてにおいは発しにくいですが、むいても皮がかぶる状態の場合は不衛生になりやすく、においが生じ、汚れがたまりやすい環境となります。

パートナーを大切にしたい(病気に気を付けたい)

上記のように、包茎は不衛生な亀頭・ペニスとなるため、セックスでパートナーにペニスを挿入すると、汚れを塗り付ける行為となります。

また、汚れやすい亀頭は抵抗力が弱く、性病(性感染症、STD)に罹患しやすくなります。

包茎によって性病に罹患し、それに気づかずパートナーとセックスをした場合、パートナーも感染するリスクは高まります。

コンドームを着用することは性感染症予防になりますが、100%防いでくれるものではありません。

包茎の場合、より性病・性感染症にかかりやすいことを自覚し、気を付ける必要があります。

男としての自信をつけたい

亀頭が皮で覆われていると、亀頭の大きさにかかわらず「小学生のような子どものおちんちん」に見えてしまいます。

「見栄むき」という言葉がありますが、温泉やサウナで皮をむいて亀頭を出して入る人が多い理由は、亀頭が出ているほうが「大きく立派なペニスに見えるから」です。

亀頭を露出させておくことで、見た目に自信が持てるようになります。

また、常に亀頭が外に出ていると刺激に慣れ、早漏の改善につながります。

セックス時の時間をコントロールしやすくなる、「機能面の充実」がなされれば、男の自信が高まります。

包茎手術をおすすめできない人の特徴

逆に、以下のような人には包茎手術をすすめておりません。

仮性包茎のままでもいいと思っている

いざとなれば皮が簡単にむける仮性包茎で、「このままで不自由はない」とお考えの人に手術をすすめることはありません。

見た目、衛生面、機能面で特に困っておらず、コンプレックスになっていないようであれば、わざわざ痛い思いをして包茎を治す必要はないでしょう。

手術費用を払える余裕がない

包茎手術は保険が適用する状態と、保険は適用せず自由診療で行う場合があります。

真性包茎やカントン包茎は「日常生活が正常に送れない包茎」として、保険適用で手術を受けられます。

ただし、保険適用の手術は美しく仕上げてはならず、傷あとはペニスの中央部分に大きく残る方法となります。

なお、仮性包茎は保険適用による手術は受けられません。きれいで周囲にわかりにくい仕上がりを求める場合、自由診療による手術となります。

クリニックによって料金は大きく異なりますが、自由診療の場合は仮性包茎で15~20万円前後の費用が相場です。

決して安い金額ではありません。

そのため。手術の費用の捻出が難しい、生活に余裕がない人の場合、「何よりも優先して包茎手術を受ける必要があるか」を十分にお考えになることをおすすめしています。

包茎手術をおすすめする理由5選

包茎手術を受けることをおすすめする代表的な理由を、5つ選びました(実際はもっとありますが)。

ご自分の悩みにあてはまるものが解消しそうか、ぜひチェックしてください。

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尿や垢の臭いがなくなる

亀頭に付着した尿・汗・垢・ほこり・精子のカスが、余った皮によって覆われると高温多湿で非常にジメジメした亀頭・ペニスになります。

汚れた状態で湿った状態が維持されると雑菌が増え、深いな臭いを発するようになります。

特に夏場は汚れやすく、自分の臭いを気にする男性だけでなく、女性側が不快感を訴えることも多く見られます。

皮と亀頭のすき間にたまった汚れが長時間蒸れた状態になると、「恥垢(ちこう)」と呼ばれるペースト状(のり状)の白くヌメヌメした汚れの塊に変わります。

触れてみるとわかるのですが、恥垢も強烈なにおいを発しますので、清潔感を求める女性に敬遠されることが多いですね。

性病の予防になる

上記のように汚れをため込んだ状態となるため、亀頭表面が弱りやすくなります。

炎症を起こしやすくなることで「ペニスの抵抗力」が下がり、性病(性感染症、STD)へ罹患しやすくなります。

包茎手術によって亀頭が常に出ていると、サラサラして非常に清潔な状態になるため、性病にかかりにくい強い亀頭・強いペニスになりやすいと言えます。

近年は梅毒、コンジローマなどの性病が急増しているため、普段皮がかぶる包茎の方は、性病への罹患をより一層お気を付けください。

早漏が解消される

敏感な亀頭が皮で守られていると、「刺激に弱い亀頭」となり、性行為の時に射精が著しく早い「早漏(そうろう)」ペニスになります。

「包茎の人は早漏が多い」と言われるのは理由があり、皮をむいてもすぐに戻ってしまい亀頭が守られると、強くなるすきがありません。

逆に常に亀頭が出た状態の場合、日常的に乾いている、下着や手に直接亀頭が触れている、という点から、日々鍛えられることとなります。

外の刺激に強い亀頭に変わると、射精もコントロールしやすくなるため、男性にとって非常に自信になります。

性行為への不安が解消される

包茎手術後を受けると、亀頭がしっかりと張って出た状態となるため、性行為の時に「膣にこすりやすい」という点が大きなメリットになります。

女性側は単にペニスの出入りがあればよいのではなく、いかに「膣壁(ちつへき)を刺激にしてくれるか」によって快感の得方が変わります。

勃起しても皮の余りが亀頭直下に集まるような包茎の場合、女性側は亀頭とサオの段差を感じにくい、挿入中に亀頭を皮が覆ってこすられ感がない、という「女性に刺激を与えにくい亀頭」となります。

亀頭がしっかりと出て膣壁をこすることで、男女ともに「しっかりと触れている」「触れられている」という感覚になり、より性行為に集中できる環境となります。

性行為に自信が持てる、ということにつながります。

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コンプレックスが解消される

包茎の人は、ペニスの見た目や汚れやすさ、セックスへの自信のなさから、コンプレックスを抱える人が多くおられます。

日常的にむけていることで、見た目・衛生面・機能面で大きく改善が可能となります。

包茎手術後はペニスに自信がつき、堂々とできるようになった患者様が非常に多くおられます。

ペニスの自信は男性にとって、非常に大事であると知らされます。

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包茎手術をおすすめするペニスの状態とは?

専門医が包茎手術後をすすめるペニスは、どういった状態のものでしょうか?

包茎の種類別に、解説します。

仮性包茎

もっともむけやすい包茎である「仮性包茎」。

スムースに皮がむけて、特に日常生活で不便がないならば手術の必要はありません。

ただ、衛生面や機能面で常に皮がむけている人と比べると、どうしてもデメリットがあるため、本人がそれらを「困ったな、改善したいな」と思われるならば包茎手術を前向きにお考えになるとよいと思います。

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カントン包茎

皮の先端がせまくむけにくい、「カントン包茎」。

包茎の中でもっとも危険な状態、と考えます。

締め付けが強ければ強いほど、なにかの拍子で不意に皮がむけてしまい、亀頭の直下で輪ゴムや針金を何重にも巻いている状態となります。

亀頭への血流が非常に悪くなるため、亀頭が壊死(えし)を起こす可能性があります。

自分でむいて戻せなくなった、パートナーがセックス中に無理にむいた、挿入していたら、むけてしまったなど、うっかりむけてしまうケースがあります。

皮が戻せればよいのですが、戻せずにどんどん締め付けが強くなっていくことは、大変危険です。

万一そのような状態となった場合は、病院やクリニックを受診するようにしましょう。

そういったリスクを避けるためにも、成人後も強い締め付けがある場合は包茎手術を検討することをおすすめします。

真性包茎

「むけない包茎」としてよく知られている、「真性包茎」。

成人後は自然に治ることが難しいとされる包茎で、見た目やセックス時に先端が引っ張られて痛むなどのデメリットだけでなく、皮をむいて洗えないという衛生面においてもっともデメリットが大きい包茎と言えます。

人前で裸になることを躊躇する真性包茎の人も多く、手術によってコンプレックスがなくなり前向きに生活できるケースが多く見られます。

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包茎手術でおすすめする手術方法

専門医がすすめる包茎手術は、2つの方法があります。

それぞれのメリット、デメリットを解説しましょう。

亀頭直下埋没法

「美しい仕上がりの包茎手術」として、いまや多くの人に周知されている「亀頭直下埋没法・亀頭直下法」。

余分な皮の幅をデザインし、亀頭の真下で皮を切って縫合する方法で、傷あとは亀頭のカリ首の下で隠れる「見た目重視」の手術法です。

平常時、勃起時ともにしっかりとむけた状態を維持しやすいため、自由診療の包茎手術でもっとも人気が高い治療となります。

バックカット法(根部切開)

もう一つの方法は、バックカット法(根部切開法)です。

陰毛で隠れるエリアで余分な皮を除去し、縫合することで傷あとは陰毛の中で隠れて目立つことはありません。

また、内ばん(ないばん)と呼ばれる薄いピンクの皮をそのまま残すため、「性行為時の感覚をまったく変えたくない」という人や、「内ばんを残してできるだけ自然なペニスの見た目でいたい」と希望する人にとっておすすめの方法です。

バックカット法のデメリットとして、内ばんの皮をそのまま残すため、手術後一定期間が過ぎるとかぶりやすくなるという点が挙げられます。

その点をご理解いただければ、よい方法だと考えます。

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包茎手術を受ける際におすすめするクリニックの選び方3選

包茎手術を受けるクリニックを、どのように選ぶとよいでしょうか?

選ぶポイントを3つ、挙げてみましょう。

実績豊富なクリニックを選ぶ

とにもかくにも「包茎手術の経験数が多い医師・クリニック」へ依頼するべきです。

手術の良しあしは、担当医師の経験と技術で大きな差が出ます。

せっかく決心して受ける包茎手術なのですから、後悔意思ないために「医師の実績」をしっかりと調べてから手術を依頼するようにしましょう。

手術前後の症例写真を載せているクリニックを選ぶ

症例写真や手術動画が豊富、という点も大事です。

スマホや車、洋服のように「事前に試せない」ことが包茎手術の不安な点ですね。

試着や試乗ができれば、もっと包茎手術を希望する人は多くなると考えます(試手術とでも言いましょうか?)。

「この包茎がこういった仕上がりになる」と、様々な仕上がりのパターンが画像や動画で確認できると、患者様にとって前向きに考えやすくなると思います。

フェアクリニックでは、症例写真を豊富に載せているだけでなく、手術動画も非常に多くアップしています。

ぜひチェックしてください。

手術方法や術後の注意点を分かりやすく解説している

包茎手術は受ける前だけでなく、受けたあとが大事だし、不安ですよね。

どのような注意事項があるのか、なにに気をつければよいか、どういった経過が考えられるか(イレギュラーなケースも含め)、が事前に知っておけることは不安解消につながります。

サイトや動画などで、手術後についてくわしく情報を発信するクリニックは信頼が置けると言えます。

当院で行う包茎手術の流れ

フェアクリニックで行う包茎手術について、手術の順番(流れ)を紹介します。

ペニスのデザイン

勃起時の長さを想定し、平常時と比較してどれだけ皮が余っているかを計測します。

ペニスや皮を引っ張り、目いっぱい勃起した状態を把握することができます。

フェアクリニックで亀頭直下法の場合は、亀頭真下からペニスの中央付近までの皮をペンでデザインし、切除する位置や範囲を決めていきます。

麻酔注射

主に局所麻酔で行うため、極細の針で皮に麻酔をしていきます。

はじめの1回目、2回目の麻酔が痛みを感じますが、その後は麻酔が効いた箇所に麻酔を追加していくため、麻酔の注射の間ずっと痛むということはありません。

「麻酔が怖くて、長年包茎手術を先延ばししていた」という人も多いですが、受けてみると「あれ?こんなもの?」と感じる人がほとんどです。

想像よりはるかに痛かった、という人は少数とお考えください。

包皮を切除

麻酔が効いたことを確認し、デザイン通りに皮をメスで切除します。

切除する時間は約7~8分で、意外と短時間と感じる人もおられます。

止血

高周波メスによって、皮を除去したあとの出血を止めていきます(止血)。

あとあと皮膚の中で血液がたまらないよう、時間をかけて止血作業を行います。

皮膚を焼く、こげた臭いがします。

縫合

切除後の皮(亀頭直下と陰茎中央部付近)同士を、糸で縫合します。

髪の毛より細いナイロン製の糸(2週間後に抜糸を行う)、通院の必要がない吸収糸の2種類があり、患者様の希望を伺っています。

傷あとをよりきれいに仕上げたい人には、抜糸式のナイロン製糸をおすすめしております。

包茎手術に関するよくある質問

包茎手術を受ける人は、どのような不安があるでしょうか。

このコラムをご覧の方にわかりやすく、解説します。

機能面の低下が不安

皮を切るため、「勃起や感覚の神経が切られ、機能面でデメリットが生じたらどうしよう」と心配する人がおられます。

切るのはあくまで皮膚の表面のため、勃起や感覚を司どる大事な神経に触れることはありません。

包茎手術は非常に長い歴史がありますが、機能面が低下するなどは考えにくいです。

安心してご相談ください。

手術後に傷跡は残るか?

皮を切除して縫うため、「傷あと」を心配する人も多くおられます。

傷あとが消えてなくなることはありませんので、「どの位置でどのような縫い方をするか」で大きく差が出ます。

亀頭直下や陰毛で隠れる箇所であれば、他人に傷あとがばれることはありません。

また、経過とともに傷は硬さが取れてやわらかくなり、平坦になってやがて目立たなくなります。

手術中・手術後の痛みはどれくらいか?

手術中の痛みは、麻酔を数か所刺すときだけ、とお考えください。

麻酔が効いていないのに包茎手術を行うことはないため、手術中の痛みは「最初だけ」とおっかげいただいて結構です。

手術後3~4時間すると麻酔が切れて、ジーンと痛がゆい感覚が出てきます。痛み止めをお渡ししますので、痛みが気になる場合は我慢せずにすぐに服用してください。

痛みは3~4日から7日もすると、だいぶ気にならなくなる人が多いです。

寝ている間の勃起、明け方の朝勃ちのときは、突っ張る感じではじめのうちは目が覚めるかもしれません。

手術後の日常生活で気をつける事は?

飲酒は5~7日間、セックス・マスターベーションは1か月間、シャワー浴は当日から可能、患部を濡らすのは4日目から。

完全に湯船につかる入浴は2週間、はげしいスポーツは10~14日間禁止となります。

食べ物(辛いものなど)の制限はありませんが、血糖値が高めの方や糖尿病の方は、術後1か月間は血糖値のコントロールを行ってください(傷を順調に治すため)。

まとめ:包茎手術を受けるかお悩みの方はフェアクリニックへ

包茎手術を受けるポイントをいくつも挙げてまいりましたが、いかがでしたでしょうか。

手術方法や注意事項についてもくわしく掲載しましたので、だいぶ包茎手術のイメージがしやすくなったのではないかと思います。

*包茎手術の手術手順動画は、YouTube「裏ペニサプ」でご覧いただけます。

私たちフェアクリニックは、「包茎手術の術前の不安を限りなくゼロにする」ことを目標にしています。

動画やサイトでかなりくわしく説明をしていますので、どうぞ参考になさってください。

具体的に手術を検討している人にも、ぜひフェアクリニックのくわしい診察カウンセリングを受けていただきたいです。

ご相談をお待ちしております。

↘︎ あなたの悩みをお聞かせください ↙︎
柴田 健了(しばた たけのり)

京都大学医学部卒。日本形成外科学会専門医。長年の治療実績、論文の成果が認められた医師のみが認定される日本形成外科学会専門医の資格を持つ。20年以上形成外科・美容外科の専門医として従事し、大手美容外科を経て、フェアクリニック川口院/東京院を開設。クリニックのコンセプト「フェア(正しい・明瞭)」を掲げ、良質な技術を提供。▶公式サイトURL:https://mens.fairclinic.jp/about/