ペニスが小さいことを揶揄して、「そちん」と呼ぶ人がいます。
いわゆる「粗末なちんこ」の略称で、女性から「このそちん!」と言われ、傷ついた経験を持つ男性もおられます。
今回は、「そちん」とはどのような状態を指すのか、そして解決する方法はあるのか、という点を解説します。
そちんは病気なのか?
「マイクロペニス」という病名で診断される、異状に小さなペニスのケースがあります。
ホルモンの異状によってペニスが発育しない状態で、成長期前にホルモン療法などを行うことで対処します。
「そちん」と呼ばれるペニスは病的なものと異なり、単に「十分な長さ・太さがない」というケースを指すと思われます。
長さが何センチ未満、太さが何センチ未満など、「そちん」と言われる定義はないようです。
しかし、温泉やサウナで男性同士が見て小さいと感じたとき、女性がセックスでペニスの大きさや長さに満足できなかったときに、「そちん」と揶揄されるようですね。
実際に「そちん」と言われた経験を持つ患者様も大勢来られますが相当に傷ついておられるので、ペニスの大きさに悩む男性には使ってほしくない言葉ですね。
そちんは病気ではないがデメリットが多い
前述したように、「マイクロペニス」という病気と診断されていない短小ペニス(そちん)は、病気ではありません。
それでも「そちん」で悩む人は多くおられます。
「そちん」の場合、どのようなデメリットがあるか考えてみましょう。
男としての自信が持てない
ペニスが小さい、細い、短い場合、温泉やサウナ、女性の前で脱ぐことに抵抗を持つ男性が多くいます。
「ドヤァ?!」と堂々と裸になることができず、コソコソと隠すことがストレスとなり、温泉や銭湯に行くことを避ける、セックスの機会があっても断ってしまう、という人もいます。
「そちん」の場合、人前でペニスを出す自信がない、男としての自信が持てないという悩みは多く、かなり深刻に考える人もいます。
早漏になりやすい
包茎でペニスが小さい「そちん」の場合、亀頭が日常的に皮で覆われているため、敏感でセックスのときに射精が異状に早い人がいます。
「そちん」の場合は亀頭が小さいため、皮をむいた状態が維持できず外の刺激に慣らすkとができないことが「早漏」を招く原因となります。
いわゆる「早漏(そうろう)」と呼ばれる状態で、刺激に対して耐性がなく、女性に挿入して間もなく射精してしまう、そもそも挿入前に射精してしまう、という人も少なくありません。
女性側が感じ始めたころに男性が射精してセックス終了、となるため、女性にとって「早漏の男性」とのセックスはかえってストレスになるケースが多いようです。
皮がかぶってると病気にかかるリスクがある
「そちん」で亀頭が小さくて皮がむけない包茎の場合、亀頭は不衛生な状態を維持し「性病(性感染症、STD)に感染しやすいペニス」となるリスクがあります。
亀頭は尿道口という尿が出る部分が近いため、尿や汗・ほこり・垢・精子のカスが付着したまま皮がかぶって蒸れることで、非常に不衛生な状態を保つことになります。
亀頭そのものの抵抗力がないため、包茎ではない亀頭が常に出ている人に比べ、弱い亀頭になります。
近年は梅毒をはじめ、多くの性病が日本国内で蔓延しています。
「包茎のそちんは抵抗力がなく、性病に感染しやすい」と考えられるため、可能な限りむいて清潔を心がけることが大事です。
そちんを女性はどう思っている?
女性は「ペニスのサイズ」について、どのように考えているのでしょうか?
「大きければよい」というのは男性の誤解で、女性自身の膣の大きさ・広さとのマッチングが大事だといいます。
それなりの広さを持つ場合はペニスの大きさを求めますし、入り口と中が狭い場合は、ペニスのサイズが大きいと痛みが生じることがあり受け入れにくくなってしまいます。
日本人の女性が求めるペニスのサイズは、「平均的もしくは平均よりやや大きなサイズ」を好む傾向にあるようです。
短小と呼ばれるペニスの場合、膣へ十分な刺激を与えにくいため、女性が満足に達せずストレスに感じたままセックスを終えることも少なくないといいます。
「大きすぎるのは受け入れがたいが、ある程度のサイズは必要」と考える女性が多いと言えます。
そちんが嫌ならまずは「包茎」を卒業
ペニスの短小を解消するには、どのような方法がよいのでしょうか?
包茎である限り見た目は小さいまま
亀頭が皮で包まれる「包茎(ほうけい)」の場合、パンをサランラップでギュッと包んだ状態のようになります。
勃起していないペニスはふにゃふにゃとやわらかいため、皮で包まれ圧迫されていると、体内に押し込まれて短く見える、亀頭や陰茎(サオ)が圧迫されて小さく細く見えてしまいます。
包茎でかぶっていると長さと太さのない「短小ペニス」に見えてしまうため、見た目に自信がない人は包茎の解消を優先的に考えるとよいでしょう。
包茎だと子供っぽく見られる
皆さんも子どもの頃を思い返すと、自分自身も周囲もペニスは皮をかぶり、小さかったと思います。
包茎でちょこんとついているペニス、というのが「子どものペニス」の特徴でしょう。
成長期の頃からペニスのサイズは人によって大きく変わり、包茎のまま、小さなままのペニスで成長期を終える人も多くおられます。
特に日本人の場合は子どもの頃から皮をむく癖をつけておらず(親もむくように指導しない)、成人男性の8割以上が包茎と言われています。
前述したように「包茎ペニス」はこじんまりした子どものペニスのように見えるため、「迫力のない子どもっぽい」印象を与えてしまいます。
そちんを変えたい人に推奨する手術
小さい、細い、短いペニスをクリニックで解消するには、どういった治療があるでしょうか?
安全で確実性のある治療法について、紹介します。
いずれもネオ形成外科で大変人気の高い治療です。
包茎手術
平常時と勃起時の差を把握し余った皮をデザインして取り除く、「包茎手術」は「そちん」の状態を解消するには大変効果的な治療です。
余分な皮を除去し亀頭を露出させると、「大人のペニス」に変わります。
カリ首をしっかりと出すことことで大きく見えることに加え、常にサラサラした健康的な色の亀頭に変わるため、見た目とともに衛生面でも大きなメリットがあります。
しかし、手術によって傷あとが汚く目立つことは避けたいところ。
手術あとも周囲にわからない方法として、ネオ形成外科では「亀頭直下法」「亀頭直下埋没法」をおすすめしています。
亀頭のカリ首の真下で皮を切除・縫合することで傷あとが目立たずに仕上がる、がもっとも美しい包茎手術法と評価されています。
亀頭のカリが常に外に出ることで刺激に強くなる早漏防止、女性の膣を亀頭がこすりやすくなる亀頭増大効果があり、機能面のアップに大きく寄与します。
亀頭増大術
「亀頭が小さい」は、「そちん」において大きな原因となります。
亀頭のカリ首を素材の注射注入によって大きく張らせることで、迫力のある「ガタイのいいペニス」に変えることが可能です。
ネオ形成外科では安全性・持続性を重視した素材を8種類用意しており、患者様の「希望の大きさ、目的、ご予算」に応じて適した素材をおすすめしています。
手術時間は約10分、性行為の禁止期間は2~3週間ほどとなります。
カリが小さくてお悩みの方、どうぞご相談ください。
陰茎増大術
「サオが細くてみすぼらしい」と悩む男性には、陰茎増大がおすすめです。
見た目に迫力がない、女性の膣を刺激することができない「細いサオ」は、男性の自信を削いでしまします。
陰茎増大は素材を注射する治療で、陰茎全体を太くし重量感を増す効果があります。
ペニスに重みが加わり、体内に埋まるペニスを外に出す効果もあります。
陰茎自体が外に「ダラン」と出た状態になり、長茎効果も期待できます。
太さと長さが改善されることで、「男の自信」を取り戻す人が多い大人気の治療です。
そちんに関してよくある質問
サイズに自信がない人は、どのような悩みを持つのでしょうか?
短小のペニスについてよくあるご質問を、紹介します。
そちんは治せますか?
「短小ペニスは治療できますか?」と質問を、大変多くいただきます。
クリニックへ来られる人の中には、サプリメントや自己流のトレーニング(チントレ)を行ったが効果がなかった、という人も多くおられます。
短小ペニスを解消する治療として、「包茎手術」「亀頭増大」「陰茎増大」「長茎術」などが効果的です。
包茎手術で亀頭を露出させて大人のペニスに見せる、亀頭のカリ首を大きくする、陰茎全体のボリュームをアップする、ペニスそのものの長さを出す、などの治療が行えます。
短小ペニスはクリニックで解消する方法がありますので、ひとりで悩まずにどうぞご相談ください。
そちんの人はどれくらいいますか?
「ペニスが小さい、短い人はどれくらいの割合でいますか?」という質問も多く受けますが、正確なデータがないためお答えしにくいというのが本音です。
「包茎であれば短小ペニスである」ということでもなく、包茎でもサイズが大きい人はおられます(そう多くはありませんが)。
ただ、日本の男性の人口を考えたときに、包茎増大を行うクリニックが多数あり長年運営していること、サプリメントやペニスを長く太くすると謳う器具が大変多く売られていることから…
「ペニスのサイズに悩む男性」は相当数いるのだろうと推測されます。
まとめ:そちんは病気ではないが、早めに治すことを推奨
亀頭が小さい、サオが細い、短いという状態は、病気ではありません(「マイクロペニス」という病名がありますが、その場合は幼少期に病院から診断が出ていると思われます)。
包茎で亀頭が外に出ていない、成長期にペニスが十分にふくらまず亀頭や陰茎が小さい・細い・短いままの状態、「そちん」で悩む男性は少なくありません。
見た目や機能面で非常にストレスを抱える人も多いですが、専門クリニックで対処する治療があります。
「自分は一生そちんのままだ・・・」と悲嘆し、男の自信をなくしていてはもったいない!
深刻に悩んでいるならば、治療経験が豊富なクリニックへ受診なさることをおすすめします。
様々な「そちん改善治療」は存在し、安全・確実に対処ができます。
信頼できるクリニックで受診し、治療方法の提示を受けると、「解決する方法はあるんだ!」と気持ちが前向きになります。
費用や不安な点など、手術を決断できない要素は多くあると思いますが、まずは相談なさることをおすすめします。
きっとあなたの悩みの助けになれます。どうぞ私たちネオ形成外科へ、勇気をもってご相談ください。