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【すぐ射精してしまう人へ】コツと解決策を専門医が徹底解説。

射精までの時間が短い、いわゆる「早漏(そうろう)」の状態は、なぜ起きるのでしょうか?

気持ちや気合で抑えられるものではなく、ペニスの都合で時間は大きく左右されます。

早漏を深く悩むことで、セックスを避けるようになる、ED気味になる、という男性もおられます。

深刻になると、離婚事由に発展するケースも見受けられます。

早漏の原因と対策について、解説します。

すぐに射精してしまうことのデメリット

女性の膣に挿入してすぐに射精してしまう「早漏」。

どのようなデメリットがあるのでしょうか?

実際にクリニックに来られる患者様の声をもとに、原因と対策を紹介します。

女性が性行為に満足いかない

「早漏」であることの一番大きなデメリットは、「女性を満足させられないこと」です。

男性は射精できればすっきしりますので、言ってみれば「セックスの目的は達成した」ことになるでしょう。

一方女性側は、男性と性の感覚が異なるため、「短時間では満足できない」という点には理由と根拠があります。


女性は、膣内の壁(ちつへき)にペニスや指が当たることで快感を得ます。

しかし、ペニスを挿入していきなりマックスの感度があるわけではありません。

ペニスを挿入してしばらくの時間壁をこすり続けると、徐々に女性側の感度が高まっていきます。

一定の感度を得ると一気に興奮が高まり、そこからさらに時間をかけて刺激されることでオーガズムに達します(いわゆる「イク」状態です)。


男性のようにペニスに触りこするとすぐに感じるものではなく、時間をかけて快感が高まっていく作りなのです。

また、女性はセックスに集中していないと快感を得にくい、オーガズムに達しにくいと言われています。

そのため「また男性が早く射精してセックスが楽しめないのではないか」という疑念があると集中できず、いまいち気持ちよくないままで挿入が始まり、早漏ペニスの場合はすぐに果ててしまい終了、という残念な結果となります。

男性として自信が持てない

女性の膣内の快感の得方について前述しましたが、根本的に性器の感じ方が男女で異なります。

そのため、男性は女性側が感じるまでに時間がかかることを理解できないケースもあります。

男性としてはパートナーが感じるようにがんばって努力しているのに、女性側はセックスのたびに「いまいち満足していない」感じは見え隠れすると、男ととしての自信がどんどんなくなっていきます。


セックスで女性を満足させるためにはペニスの大きさや長さも大事ですが、それ以上に「女性が満足するまでの時間」もより大事だと知る必要があるでしょう。

離婚の原因になる

性の不一致は離婚事由となるケースが多く、「男性側が早漏のため、セックスが充実しない」ということから離婚となる場合も少なくありません。

前戯の時間を長くするなどしても女性は挿入時間も楽しみたいため、すぐに射精されてしまうと満足度が低いままで終わってしまいます。

若いうちは男性も続けてセックスにのぞめるものの、年齢とともにそれもきつくなり、一回の射精で終了、ということも多くなるでしょう。


女性は悶々としたままでコトが終わり、やるせない思いで服を着ることとなります。

それが続くと別の男性とのセックスを望むようになり、離婚を思い浮かべることも仕方ないと言えます。

早漏を改善するために薬を飲んだり塗ったりしても改善しないため、早漏の男性にとっては大きな悩みになります。

すぐに射精してしまう原因3選

すぐに射精してしまう、「早漏」はなぜ起きるのでしょうか?

早漏の原因は、以下の3つに分類されます。

敏感性早漏

早漏でもっとも多い状態が、「敏感性早漏(びんかんせいそうろう)」です。

その名の通り、ペニスが敏感なため射精までの時間が短い状態をいいます。

基本的に亀頭が著しく敏感なために起きる事象で、亀頭のカリ首が感じやすい、亀頭の裏すじ付近(小帯側:しょうたいがわ)が敏感であることが考えられます。


また、陰茎全体が刺激に耐えられないケースもあり、刺激に弱い部位は個人差があります。

少し触れただけでも数十秒で射精する深刻な状態の人もおられ、対策に苦慮されています。

加齢性早漏(衰弱性早漏)

年齢とともに低下する男性ホルモン(テストステロン)の分泌減少によって、射精をコントロールする筋力が低下・衰弱することで起きる早漏をいいます。

射精しそうになった際に踏ん張ることができず、快感が高まる我慢できずそのまま射精する傾向にあります。

男性ホルモンが低下する、30代後半ころから見られる早漏の特徴です。

心因性早漏

メンタルが、早漏を招くケースもあります。

過去に射精が我慢できず早くに果ててしまった経験がトラウマになり、その後も早漏を繰り返すことを「心因性早漏」といいます。

  • 以前のように早く射精してしまうのではないか
  • 自分は早漏かもしれない
  • 女性が自分とのセックスに不満を持ち、浮気するかもしれない

などの悩み・疑念がつきまとい、早漏が常態化することがあります。

セックスがいやで避けるケース、早漏が深刻な悩みとなってED気味になるケースも見られます。

すぐに射精しないためのコツ(対策)

早漏を改善するためのコツ、対策はあるのでしょうか?

実際に患者様がなさっていた工夫、ネットで紹介されている方法を記載します。

マスターベーション(自慰行為、オナニー)の方法を見直す

自慰行為(マスターベーション:オナニー)の工夫によって、早漏が改善するケースもあります。

射精寸前で止めることを繰り返し、射精を我慢できる癖をつける方法があります。


イキたくなったらイクという射精方法を見直し、ある程度の時間になるまではイク寸前に止めるようにします。

ただこのやり方に慣れると、実際のセックスで射精したいときに射精できなくなる、というケースもあるようなので注意が必要です。

挿入後、できるだけ動かないようにする

ペニスを挿入してしばらくの間、あまり動かないという方法もあります。

女性に「ペニスが入った状態」を動かずとも実感してもらい、時間を稼ぐ方法です。

厚めのコンドームを使う

亀頭や陰茎への刺激を弱くするために、厚めのコンドームを使用する方法もあります。

麻酔薬を塗ったりする方法よりも安全ですが、ゴムの厚みがかえってペニスに圧をかけ、こする刺激が強まることがあります。

包茎手術を受けて根本的に解決する

包茎で早漏の場合、「亀頭を外に慣れさせる」ことで早漏を防止することが可能です。

亀頭が常に露出することで、早漏は改善される傾向にあります。

日常生活でできるだけ皮をむいておくことができれば、それをおすすめします。

ただ多くの場合、包茎のペニスは皮をむいてもすぐにかぶり、ふたたび亀頭が守られてしまいます。

包茎手術が確実で効果的な方法で、常に亀頭が出た状態を維持できます。

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すぐ射精してしまう人の治療法(包茎手術)

すぐ射精をしてしまう早漏の人にとって、確実な治療方法は2つあります。

包茎手術と亀頭強化、です。

包茎手術によって余分な皮がなくなり、亀頭が常に露出していると外の刺激に慣れて「強い亀頭」になります。


敏感過ぎる状態が改善されて、耐久性の高い亀頭に変わります。

また、亀頭強化治療として亀頭への素材注入も効果的です。

敏感なカリ首や小帯側付近に素材を注射し、亀頭の皮膚内に硬い膜を作ることで、刺激に強い亀頭への変化が期待できます。

クリニックでの治療がもっとも確実なので、お悩みの人は検討なさることをおすすめします。

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射精(早漏)の悩みはフェアクリニックへご相談を

早漏の悩みはパートナーである女性にはもちろん、友人にも相談しづらいセンシティブな内容ですね。

私たちフェアクリニックは、診察のうえで「なぜ射精が早いか?」「どうすれば解消できるか?」を丁寧に親身に説明します。


恥ずかしさや不安が多いことも、よく理解しています。そのうえで誠心誠意、対応いたしております。

勇気持って、ぜひご相談ください。お待ちしております。

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柴田 健了(しばた たけのり)

京都大学医学部卒。日本形成外科学会専門医。長年の治療実績、論文の成果が認められた医師のみが認定される日本形成外科学会専門医の資格を持つ。20年以上形成外科・美容外科の専門医として従事し、大手美容外科を経て、フェアクリニック川口院/東京院を開設。クリニックのコンセプト「フェア(正しい・明瞭)」を掲げ、良質な技術を提供。▶公式サイトURL:https://mens.fairclinic.jp/about/