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【包茎手術】包茎クリニックで本当にあった料金トラブル

包茎クリニックの料金トラブルを紹介

柴田院長:よろしくお願いします。今回は包茎クリニックの料金トラブルあれこれを紹介したいと思います。私も美容外科クリニックに在籍して20年以上になりますけれども、本当に多くの料金トラブルっていうのが報告されます。今回は料金トラブル諸々、行ってみたいと思います。

サイトの金額と実際の金額が違う!

インタビュアー:サイトに出てる金額と実際に言われる金額が違う?

柴田院長:これは一番オーソドックスなんですけれども、昔からそうなんですが、インターネットサイト広告もそうですし、雑誌やスポーツ新聞なんかに出ている料金に関しては、だいたい釣りだったりします。正直、包茎の状態っていうのは結構様々なので、症状が重い、要は締め付けが強いかどうかとか、皮膚の厚みはどうかとか、皮の余り方はどうか、むけるかむけないかっていう差はやっぱりあるんですけれども、3万円とか5万円っていう金額で特に全国チェーンのクリニックができるわけがないんですね。テレビCMをやり、雑誌広告を出し、新聞広告を出して、ましてインターネットサイトの広告では常に上位にいるっていうふうになれば、絶対そんな金額では無理なわけです。5万円掛けることの20人来られたとして、100万円。1日100万円の売り上げではそういうクリニックは成り立たないと思います。やっぱり、一人あたりから70~80万円前後はいただくっていう気持ちでやっていると思うんですね。
サイトの料金と実際の請求金額が違う、は往々にしてあるので気を付けてください。

包茎手術の種類

環状切開法

柴田院長:3万や5万がどういう手術法かと言うと、サオの真ん中の部分で切って縫われて傷が持ち上がってます。手塚治虫先生の漫画、ブラックジャックみたいな感じですけれども、これを「環状切開法」というんですが、保険の病院なんかでもこういうやり方で縫い合わせるわけですね。ところが、これを自由診療といって、包茎クリニックなんかでやるかっていうとまずやらないわけです。なぜなら保険の病院に行けば1万円程度ぐらいで本来はできちゃう。3万円でやってください、5万円でやってくださいって言うと、この方法ですよって言われる。患者さんはそういう知識がないので、これを保険の病院でやってるかどうかなんて分かんないわけです。ところが、クリニックの人間は言います。「ほら、汚いでしょ」「これだと絶対お風呂場で分かっちゃう」「温泉行ったときに分かっちゃう」女性は手術してるんだ、幻滅ってなっちゃうというふうになるわけで、そうなるとどうしたらいいかっていうと、やっぱり出てくるのは亀頭の真下で縫い合わせましょうって方法なわけですね。

亀頭直下法

柴田院長:亀頭の真下で縫い合わせるっていう「亀頭直下法」っていう方法がありますが、亀頭直下で部分で余分な皮を切って縫う方法です。ほとんど屋根の下で隠すような感じで縫われているので、傷跡が分からないんです。自由診療で受けるっていうのはこの治療をやってこそだと思うんです。

根部切開法

柴田院長:もう一つ紹介すると、根元の陰毛などの部分に皮を持ってきて縫い合わせるっていう「根部切開法」とか、そういう方法で受けるんだったらまだ隠れるのでいいと思うんですが。

実際の金額が高くなる手口とは?

柴田院長:先ほどの「環状切開法」これ目立つ位置でやるんだったら意味がないと、じゃあ、患者さんはそれだと困っちゃうなってなる。亀頭直下法でやりたいよっていうふうになります。そうすると営業カウンセラーは言うわけです。「真ん中の傷から1ミリ近づくごとに1万円ずつ高くなりますよ」え?結構あるよ。2センチあったら、3センチあったら掛けることの1万円っていうふうになると、それで20万円プラスになる、30万円プラスになるっていうようなやり方が横行してるわけです。これがサイトで出てる金額が3~5万円。実際の金額は今、20万円上乗せ、30万円上乗せって言いましたけど、実際は50~60万とか、70~80万ってケースが多いと思います。だから、こういったインターネットサイト広告なんかを見て、3万円、5万円っていう申し込みをする場合は確認してください。それは亀頭の真下で縫い合わせる方法ですか、竿の真ん中で縫い合わせる方法ですか聞いてください。そこで濁すんだったらそんなクリニックはやめておいたほうがいいと私は思います。

金額が高くなる手口は色々ある

インタビュアー:そういう料金トラブルで困ってる人いっぱいいるでしょうね・・・。ほかにありますか?

柴田院長:はい。他で言えばベーシックな金額があって、そこに上乗せをしていくってやり方ですね。今のように亀頭に近づけば近づくほど高くなっていくってやり方と美容整形代みたいな言い方でどんどん高くなっていくやり方があります。要はベーシックな金額でやるんだったら「環状切開法」っていうふうに書いてあるクリニックもあります。まだ書いてあるところはマシかもしれませんが、結局「環状切開法」で受けたらさっき言った通り傷が汚くて意味がないから美容整形的に仕上げるんだっていうふうに言うわけですね。それはなんなのかっていうと、裏側の筋をきちんと残したほうがいいとか、そういうような諸々、いろんな営業的なテクニックで言ってくるわけです。ペ○スって裏側をめくるとこういうふうに「小帯」っていうちっちゃいリボンみたいなものがついてる。

皆さん見てみるとあると思うんですけれども、これをVの字で残しましょうっていう病院もあります。これって間違ってるとは言わないんだけれども、結局この部分を無理にVの字に残しちゃうとニワトリの顎みたいにだら~んと裏側が余っちゃうんですね。それをきれいにデザインしますって言ったって、こういうデザインがなかなかきれいにはいかないです。そうすると結局汚くなってします。こういう、いわゆるオプション的な治療で行う場合っていうのはV字整形とか、小帯温存なんちゃらなんちゃらみたいな話があるんですけれども、だいたいこれで10~30万円ぐらいが上乗せされるということになるわけですね。

断る勇気は大事!

柴田院長:結局ある程度皆さんが包茎手術にかけれる金額って決まってると思うんです。買い物をするときは、ある程度予算を考えますよね?

インタビュアー:はい。だいたいの予算を考えてから物を買いますね。

柴田院長:それで信用して行っているのに結局そんな金額になっちゃうのであれば、やっぱり言われたときに僕は断る勇気が大事だと思うんですよ。私たちのクリニックに来られる患者様で断る方ってのは決して少なくはないです。多いとは言わないけれども、「ちょっと思ったよりも手術が大変そうだからやめる」、「ダウンタイムが大変そうだからやめる」っていうふうに言います。そういうときにやっぱり「分かりました、じゃあ、ゆっくり考えてください。よそも回って考えてください」っていうふうにお伝えします。ただ、料金が違ってやめるっていうのであれば、それは受けるべきではないと思います。これぐらいまでだったら包茎手術にかけてもいいって思ってる部分に対して、全然違う金額が出てきたんであれば、本当にそうまでして治したいのかどうかです。物を買いたいと思っていて、これぐらいの金額だったら適正だなっていうふうに思う。なぜ適正な金額って分かるかっていうと調べるからだと思うんですね。ところが、たいして調べもせずに言われるまま、煽られるまま不安になってやめちゃうっていうことであれば、それは断る勇気を持とうよって言いたいです。

柴田院長:手術の方法も大事、結果が大事、安全かどうかが大事ですが、料金が一番大事だと思うので、後悔しないためにもまともにやってる病院ありますからきちんと探してその病院に託すようにしてください。今回は料金トラブル諸々をお伝えしました。まだまだネタは尽きないので、今後もお話したいと思います。同業他社の皆さん、ごめんなさい。正直にお伝えをしています。ありがとうございました。

インタビュアー:本当に多くのトラブルがありますね。今回もありがとうございました。

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