【包茎手術・増大手術】高額請求される、あおり手術に要注意!
- 2021/06/28
- カテゴリー: 業界情報
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あおり手術って何?
柴田院長:今回は「あおり手術の危険性」についてお届けします。
インタビュアー:私も1回車の後ろビタ付けされて、すごくあおられたことがあったんです!!すごい怖いし腹立ちますよね!!
柴田院長:あおり運転のことを言っていると思うんですが、今回のテーマは「あおり手術」です。あおり手術もそれに近いものがあるし、お金が絡んでる話なだけにシビアかもしれません。
インタビュアー:手術であおるってなんですか?医者がメス持って追っかけてきてあおる、とかですか?怖い!!
柴田院長:患者様のペニスの状態に対して、「この状態はよくない」と不安にさせて、それを解決するにはこの方法がベスト、やらないと一生後悔するっていうふうにとにかく不安をあおって手術を受けさせる商法のことなんです。
インタビュアー:どんなあおり方ですか!!病院やクリニックであおって手術させる、とかあるんですか?
柴田院長:これは包茎クリニックだけではなくて、美容クリニックでもやられている手法なんですが、包茎クリニックだと診察でペニスを見せると、この包茎の状態はヤバイ、すぐ治さないといけない、一番いい方法でやらないとよくないよとか不安をあおるわけですね。亀頭が小さすぎてセックスで満足させられてないはず、女性は全く満足してないから浮気や離婚の原因になるよとか、ブツブツが多すぎてこれは女性が引いてしまう、こんなペニスでセックスをさせられる女性がかわいそうとあたかも性病かのように言う。もう本当に不安で不安で仕方がなくなっちゃうわけです。
インタビュアー:あおってる人たちは立派なペニスなのか?って突っ込みたくなりますが。
柴田院長:それは見てないから分からないですけれども(笑)。
インタビュアー:そんなクリニックで受けずに断っちゃえばいいのに、と思いますが・・・。とはいえ、めったにそんな話ないですよね?稀ですよね?
あおり商法やってるクリニックは多い?
柴田院長:このあおり商法は結構業界ではメジャーな話で受けた患者様も終わったあとに冷静になって考えて、必要ないことやらされたんじゃないかっていうふうに思うわけです。こんな高額だったのになんでやっちゃったんだろうって思うわけです。そのあとにクリニックに問い合わせをします。「あの手術すごいあおられて受けたけど、本当に必要だったんですか?他のクリニックのサイトなんか見てもそんなこと書いてないし、お宅のサイトにも書いてないじゃないですか?」って言うと「納得して受けましたよね?」っていうふうに人が変わったような感じで取り合ってもらえない。泣き寝入りか結構時間がかかることも想定して覚悟を決めて訴訟を起こすかということになっていきます。
インタビュアー:せっかく勇気を出してクリニックに相談したのに、最悪ですね・・・。
柴田院長:そうですね、病院として最悪な対応だと思います。たくさん広告が出てる、テレビでCMしていると「まともなクリニック」と思いがちなんでしょうけれども、とんでもないクリニックは非常に多いわけです。私が思うにまともにやってる全国チェーンのクリニックってどこなの?って不思議に思うぐらい、こういったトラブルの報告は絶えないです。患者様から名前が出るクリニックっていうのは総じて広告でもそうだし、雑誌でもそうだし、テレビのCMなんかもやってるっていうところが多いので、ガンガン流しています。広告費をものすごくかけてる以上、どうしないといけないかっていうと治療費上がるっていうのは言ったら必然なわけです。1人あたりだいたい70~80万円ぐらい頂戴しないと運営が成り立たないっていうふうに思います。あおればあおるほど患者さんは不安になって、高額な治療でも受けてくださるので、どんどんそれがエスカレートしていってる結果が今の包茎クリニックの業界全体の問題なんじゃないかと思ってます。
ホーヒー:病院なのにそれでいいんですか??許されるんですか?!
高額請求は正当なの?
柴田院長:自由診療の場合、料金はクリニック側が自由に決めていいことになってます。どれだけ高額であったとしてもそれは受けた患者さんが納得をしたわけだからという理由で通ってしまう、罰せられることもないというのが現状です。病院やクリニックはまともな人が運営してると思ったら結構それは大きな間違いで、ビジネスって捉えてるところもあります。それ自体は悪くはないんですけれども、それがちょっと行き過ぎてる帰来があるかなと思います。特に包茎だけではなくて薄毛系なんかもそうなんですけれども、コンプレックスを解消するようなクリニックに関してはやっぱり気を付けたほうがいいです。
コンプレックスに付け込む商法に注意!
あおられてあおられてあおられて不安になって高額を出す。長年の悩みであるコンプレックスを治したいという思いにつけこまれる、目をつけられてる、足元を見られていると言えるかもしれないです。
高額請求されない病院選び
インタビュアー:そういったトラブルに合わないために、どこを気をつければよいですか?
柴田院長:業界のタブーを恐れずに言うならば、私はあえて全国チェーンのクリニックは外すっていう選択肢がいいんじゃないかと思っています。広告をガンガンかけているところはやっぱり回収のためにそういう営業って不可欠なわけです。あおり、吊り上げて、医者のバックレはしょっちゅうある話なんですね。個人のクリニックか代表のドクターが目の届く範囲、2~3軒ぐらいだと思うんですけれども、せいぜいそういう規模のクリニックであれば安心かなと思います。もう一つは担当するドクターの顔写真が出ていること、名前が出ていること、出身大学や経歴がきちんと出ていること、これは少なくともチェックをしたほうがいいと思います。東京都内や関東でそういう探し方をしたとすれば多分、95パーセントぐらいはもう端折れるんじゃないかな、選びやすくなるんじゃないかと思います。私も20年以上この業界にいて、上手だなって思うドクターはたいがい独立して個人のクリニックを運営されてます。
インタビュアー:じゃあ、そこを探せばいいですね!!なぜみんなそうしないんでしょう???
柴田院長:そうなんですよね。そうなんですけどもやっぱり規模の小さいクリニックっていうのは言ったら売り上げもどうしても知れてる。テレビCMを出す、インターネットサイトの広告をガンガン出す、雑誌に出す、スポーツ新聞に出すっていうふうに知名度を上げようとしてやっていくと、とてもじゃないけどまともな治療、まともな金額では無理です。これはもう断言できます。一般の方たちの目にどうしても触れにくいんですけれども、それでも私が業界に入った20年ぐらい前から比べるとインターネットがここまで充実してきているので、いろんな方が小さなクリニックでも情報収集できるようになったっていうのは利点だと思っています。
インタビュアー:では、いま教えていただいた方法で探せばいいですね!
柴田院長:はい、そうですね。少なくともさっき申し上げたドクターの顔写真が出てる、名前が出てる、経歴が出てるっていう中でその人が確実にやりますって約束をしてくれるクリニックであれば、初めて予約などのアポイントを入れていいんじゃないかなと思ってます。今回はあおり商法、本当にあおられてあおられてあおられて高額を取られる、あとで後悔するっていうケースはあとを絶たないのであおり商法には気をつけろ!これを伝えたいと思います。ありがとうございました。
インタビュアー:病院って正しいことしかしないと思っていました。不安をあおって受けさせるなんて・・・とショックです・・・。ありがとうございました。