むけない包茎を自分で改善できる方法「むきトレ」とは?
登場人物
萩原 靖洋:大学卒業後、包茎増大・美容外科クリニックへ入職。25年で約10万人の患者様をカウンセラー・事務長として対応。
ホーヒー:マスコットキャラクター。
むきトレって何?
萩原:はい、今回はですね、なんでしょうか?
ホーヒー:むきトレのやり方について考えたい。
萩原:はい、むきトレ。ペニスの皮をむきむきトレーニングですね。むきむき体操なんていう、包茎を治すためのトレーニング方法を指南するようなサイトもありますけれども、いわゆるむけない状態の方々が、そのまま放置をせずにむけるようにしていくためのやり方をお伝えしていければと思います。
ホーヒー:年齢問わず多い相談だよな〜。中学生から中年のおっちゃんまで聞いてくる。
萩原:はいまぁ口が悪いですけれども、確かに中学生、高校生くらいの方々からそれこそ私たち世代、50〜70代の方からもですねお問い合わせをいただくのが、むけない状態をどうやったらむけるようになるのか?ということなんですね。
そもそもペニスの皮がむけない状態とは?
萩原:むけないというのはそもそも何なのかというのをちょっとおさらいで話をしますけれども。まず、これが包茎の状態ですね。包茎の状態で出口の部分の皮の締め付け、分かる方は分かると思います。自分締め付けてるなと。分からない方は分からないと思います。なぜならここがゆるゆるで簡単にスルンとむくことができるからですね。ところが、ここの部分の締め付けている方の場合、こういう風に輪ゴムや針金でギュッとおさえつけたように、これ以上むけないんですね。
萩原:物理的に無理なんです。なぜなら、ここの部分の服で言うと袖の口の部分がすっごい狭いので、亀頭の大きさを飛び越えることができないんです。通常皮は柔らかいですから、先端の部分が皮は多いとは言ってもゆるゆるであれば、締め付けがなければ、スポンっとむけるんです。
萩原:ところが、締め付けてると当たり前のようにそこに引っかかってしまって、それ以上出てこないと。勃起すればなおさら先端の部分のデカくなりますから、締め付けの状態はさらに強くなって、まったく亀頭が出てこない。つまり、かぶせたままでマスターベーションにしてもSEXにしてもかぶせたままするしかないわけですね。
皮がむけないと何で困るの?
萩原:それって何か困るのか?っていうと、実際にその状態の方は困ってると思います。例えば、SEXをしてる時に相手の求めに応じて早く動くということが困難だと思うんですね。無理に動かそうとすると、ここの部分がぶりんっとむけてしまって、皮が戻せなくなった…。亀頭の真下の部分で締め付けがグイグイ食い込んで、亀頭の色が変色してきたなんて経験がある方がいらっしゃると思うんですけれども、そういった方は怖くて腰を早く動かすことができないんですね。
萩原:なのでゆっくりゆっくり動くんですが、女性はそれでは満足してくれない、というジレンマに陥ってしまう。せめて、この部分が広がってむけるようになってくれれば亀頭の下の部分でギュッと締め付けるような思いはしなくていいんだけどな、という風に思う方も多いわけです。マスターベーション、いわゆるオナニーであれば、その部分は自分でコントロールができるのでよいのですが、SEXになっちゃうと困るということですね。むけないで困ることは他にはおしっこ・汗・アカが溜まった状態で巾着袋みたいにここで封をされますから、非常にむれて汚れやすくなってしまうということですね。なので、SEXの機能的な部分、まともなSEXをする・できるということと、衛生面を考えた時にはやはりペニスはむける状態にしていきたいというところはあると思います。
むきむきトレーニングでむけるようになるの?
ホーヒー:むきむきトレーニングでむけるようになんのか?って話。
萩原:むきむきトレーニング、むきトレというのは、出口の先端の部分の締め付けをゆるくゆるくしていくというためのトレーニングなんですけれども、どういう風に行っていくかというと、この先端の締め付けをゆるくするために、少しずつ少しずつ皮を下げていく位置をペニスの根本に近づけてあげるってことなんですね。
萩原:これ私が描きました。画伯の手でございますけれども、ペニスを握った状態。要はマスターベーションする時の体勢ですね。入浴・シャワーを浴びた時、ペニスが十分に温まった状態で行うのがいいんですが、先端の皮の部分がキツイわけですから、ちょっとずつこれを広げていって、慣らしてあげるということをやるんですね。先ほども言いましたが無理やりぶりんってやってしまうと、亀頭の真下の部分に締め付けがギュッと噛んでしまって、血の巡りが悪くなってしまって、亀頭がボトンっと落ちちゃうという心配があります。なので、絶対に一気にはやらないでください!絶対に一気にはやらないでください!絶対に一気にはやらないでください!とても大事なことなので3回言いました。この部分が肝ですから、これを少し出してみておしっこの出口なんかが見えてくれるとちょっとずつ意味があるなっていう風に思っていただけると思うんですけれども、だんだんこの見えている範囲が広がってくるといいと思うんですね。亀頭が出たことがない人たちというのは、仲の部分は赤い状態です。亀頭が痛々しい色をしていて、触れるとビリビリするかもしれませんが、それを慣らしていくのはまた別の話。またゆっくりそれはやっていきましょう。まずはむける状態にしていくということが大事です。どれぐらいの期間でやるといいかというと、やっぱり半年ぐらいを目安にやるといいと思います。半年かよ!!長えよっ!!と思うかもしれませんけれども、ペニスは死ぬまで使うわけですから、まだまだこの先何十年とペニスとの付き合いはあるわけですので、その分の半年でいい状態に持っていけるかもということであれば、頑張ってそこはやってもらいたいと思います。
むきトレの方法まとめ
萩原:具体的なやり方、話をしていきますけれども。先ほども言いました、シャワーや入浴で温まった状態、皮膚が少しやわらかくなった状態の時に、ギューと下げていく。キツイと思います、そしたら戻します。またギューっと下げていきます。キツくなっていきます。また戻します。ギューっと下げていきます。キツくなってくると思います。また戻します。これをひたすらやるんですね。マスターベーションの時みたいに早くやる必要はありません。かえってぶりんっといっちゃって完全にむけちゃうとその方が怖いんですね。病院に駆け込まなきゃいけなくなることがあるかもしれないので、そんな早くやらなくていい。あくまでゆっくり、亀頭の先が出てきたらそれでOKです。また戻す。ゆっくり亀頭の先が出てくる。また戻すというのを繰り返し繰り返しやる。1週間ぐらいはだいたい同じ位置ぐらいでやっておいて、次の週は少し下げてみる。その次の週は少し下げてみるという風に、1週間単位でちょっとずつやっていくのが大事だと思います。絶対に焦って一気にやろうとすると、そもそも狭い部分を広げていくわけですから、無理やりズルっと下げようとすると、先端の締め付け箇所が切れるんですね。先端の締め付けた箇所が切れてしまうと、治る時に硬く治りますから、さらにむけなくなっちゃうよという状態になります。傷つけないことです。なので、ゆっくりやる。
むきトレを赤ちゃんの頃からやる!?
萩原:本当はこれを赤ちゃんの頃からですね、自分たちではできないですから、若いパパ・ママが少しずつ赤ちゃんのおち○ち○を、むいて戻すを繰り返すと、だいたい生後6ヶ月ぐらいには亀頭が出てくるようになります。くっついてる箇所があります。癒着を起こしている箇所がありますから、そこは無理はしない。それも少しずつ下げられたら下げてあげる。紙がペタッとくっついた状態がちょっとずつはがれるように癒着もはがれていきます。もしくは成長の過程ではがれていくので、ある程度出せるところまで出すことが大事だと思いますね。なので、むきトレも同じなのですが、くっついてる箇所まできたら、一旦それ以上は無理はしない。少しやってみて、ちょっとはがれそうだったらまた戻してみて、翌日やってみるっていうのを繰り返すうちにはがれるかもしれない。でも、はがれないかもしれない。年齢によっては、はがれないでくっついたままの場合は、それ以上やっても難しいですし、無理やりやろうとするとまた傷つけてすりむいた状態になって痛い。硬く治るなんてことになるといけないので、そういった場合は病院に相談をしてみるのがよいと考えています。
むきむきトレーニングは無理をしない
萩原:むきむきトレーニングのやり方、まとめとしては、絶対に無理はしない。本当に危険です。
萩原:年間で数人の方が夜中に興味本位で一気に全部むいてみたら、戻せなくなったということで亀頭がパンパンに腫れ上がって真っ青というかもう…宇宙戦艦ヤマトでいうところのデスラーの顔みたいな感じですね。青黒い感じの色で飛び込んでくる方がいます。ギュウギュウにここが締め付けられているので、麻酔をして締め付けている箇所にちょっと切れ目を入れて、ゆったりと皮を広げていきながら皮を取る。包茎手術ですね。締め付け除去と包茎手術をその時にやってしまうということですね。その状態になったら手術しかやりしょうがないんですね。こっちが膨らんじゃってここはギュウギュウに締め付けてますから、もう絶対に戻ることはない。血液が先端にいったまま下に下がっていかないわけですから、古い血液で先端がパンパンな状態なので、放置していたら壊死してしまう可能性があるので、むきむきトレーニングも絶対に無理はしない!本当にこれだけは繰り返し言っておきます!たまにですね、書き込みやメールでやってみたら戻せなくなりました。今亀頭がデスラーみたいな色になってます!というようなケースがありますけれども、それはもうフェアクリニックに来ていただくか、救急病院行ってもらってどうにか戻してもらうしかないです。自分で戻すことはかなり難しいと思いますから無理にはしないこと。これを繰り返し言っているので、どうかゆっくりやるようにしましょう。期間は半年間は見てみること。皮を下げていくレベルは1週間ごとにしてみるとか、あるいは10日ごとにしてみる。これ以上はなかなか下がらないなと思っても、ゆっくりそこまでの位置を繰り返していると、やがてちょっと広がって、もう少し下がりやすくなることもあるので、諦めずに焦らずに飽きずに、やってみることが大事と思ってください。
ホーヒー:俺も今日からやってみよっかな〜。
萩原:うん。ホーヒーも是非やってみるといいと思います。今回はむきむきトレーニング、むきトレについてお話しました。ありがとうございました!
ホーヒー:バ〜イ。むきむきっ!!