【包茎手術】包茎手術後72時間以内で起こるリスクとは!?
登場人物
柴田院長:お受けいただきやすい価格、良質な美容医療を提供する地元密着型クリニックの院長先生。
ホーヒー:マスコットキャラクター。
包茎手術後72時間の間に起こるリスク
柴田院長:こんにちは、柴田です。
ホーヒー:ホーヒーでーす!
柴田院長:はい、ホーヒー今回のお題よろしく。
ホーヒー:包茎手術後72時間のリスク〜!!なんかヤベー回だな。観てる人引かない!?
柴田院長:はい、ショッキングな題名ですので、まず説明しますね。今回は包茎手術を受けてから72時間以内に起こるリスクについて赤裸々にお伝えしていきたいと思います。
ホーヒー:ヤバいって。受ける人減るって。
柴田院長:手術後のリスクは、勃起しないとか感覚無くなっちゃうとか、オシッコどうのこうのとか、子作りができないとか、そういった事は包茎手術を受けて起こるわけではないので、それは安心してください。
勃起しない、感覚無くなる、子作りできないというリスクは起こらないので安心してください。
1番のリスクは内出血
柴田院長:一番のリスクといえばですね、まず内出血なんですね。
ホーヒー:血が止まるって事!?
柴田院長:はい、いわゆる皮の中で血液がたまってしまって腫れてしまう状態をいいます。皆さんもどっか膝なんかをぶつけた時にですね、腫れてしまう経験ってあると思うんですけれども、あれはぶつけた部分の内側で中で出血を起こしていて、血液がたまって膨らんでいる。外側は青くなっていき、やがて治っていくという経過を辿っていると思います。あれと同じ事が包茎手術でも起こるリスクがあるんですね。なので、それを防ぐために包茎手術後は包帯をガチガチに巻きます。
内出血のリスクを防ぐために包帯を巻く
ホーヒー:包帯?オチンチンに包帯を巻くの?
柴田院長:そう。いわゆるペニスの部分に包帯をグルグル巻きにするんですけれども、亀頭直下法で受けたと仮定してお話をすると、亀頭直下法で亀頭の真下の部分を切って縫いました、それほど伸び縮みしない包帯で傷口の部分から根本の辺りまでグルグルグルっと結構強めに巻きます。その上から白い伸び縮みする包帯を、これもまたやや強めに巻くんですけれども、この伸び縮みする包帯というのがペニスの腫れを予防してくれる大事な役割を果たしてくれます。手術後、一晩はこの白い包帯は巻いたままで過ごすと思って下さい。
巻いた包帯が汚れたりしない?
ホーヒー:血が出て汚れたり、オシッコついて汚れたりしないの?
柴田院長:はい、ホーヒーが心配するようにですね、もちろん出血もあります。オシッコも飛び散ったりするので包帯汚れるかもしれませんが、クリニックが指示する日にちまでは外さないでおいて下さい。私共のクリニックではこの伸び縮みする白い包帯は翌日の朝、トイレに行く前に外していただく。それによって内出血を防ぐんですね。で、その下に巻いてある茶色い包帯というのは、4日目に外していただく、という風にしてます。つまり、手術直後から4日間は何らかの包帯が巻っぱなしの状態になっているということになります。
手術後4日間は包帯が巻っぱなしの状態になる
柴田院長:血液で汚れた状態、縫合部分や裏側の部分で出血しやすいと思います。包茎手術後で、ちょっと包帯が汚れて不安になってきた、出血があって不安になってきたという方いらっしゃるかもしれませんけれども、こういう具合に出血があってもですね、心配はないと思って下さい。やがて止まります。床がびっしょり濡れてしまうほど血液出ている、出血しているっていう場合は、すぐにクリニックに連絡をして指示を仰ぐようにして下さい。それ以外、包帯が真っ赤に染まってますっていうぐらいだったら、やがて止まるであろうと考えます。
出血を止める方法は?
ホーヒー:げっ…!出血止める方法ないの?
柴田院長:出血が多い場合はペニスの周りにティッシュとかいらないタオルなどを巻いて、10分ギュッと握って下さい。それこそ野球のバットを握るぐらいの感じで力強く握っても構いません。その後、ペニスの裏側の部分、特にここが出血しやすいので、アイスノンなんかでここの部分をしばらく冷やすと、だいたい止まります。気をつけなければならないのは、包帯がちゃんと巻いてあれば、血液がたまって大きく腫れるっていうことは防げるんですけれども、これが予定よりも早くズレたりゆるんだりしてしまうと、大きく腫れてしまう可能性があると。体格いい方なんかですね、ペニスの上に脂肪がドスンッと乗っかっている方は、座ったりするとペニスが中にギュッと潜り込む癖があります。そうすると、包帯も一緒に中には入ってくれない、体の中には埋まってくれないので、包帯は外に残るんですね。そうなると、ペニスが中に埋まる、包帯は外に残る、そうすると包帯がポーンと抜けてしまって、何も巻かれていない状態になると中で血液がたまる、いわゆる内出血を起こすことがあります。
もし、腫れたらどうなるの?危険?
ホーヒー:腫れるとどうなんの?どれぐらいがヤバい目安?
柴田院長:ホーヒーが心配するようにですね、どれぐらい腫れるのか、どれぐらいがヤバい目安かっていうことをお伝えすると、多少の腫れとかむくみっていうのは手術後起こりうるんですけれども、それこそ子供の握りこぶしぐらいとか、小さいボールぐらいとか、場合によってはほんとソフトボールぐらい腫れ上がってしまうことがあるんですね。腫れた状態で放置しておくとですね、血液が中でゼリー上に固まってしまう、皮膚がダメになってしまうことがありますから、握りこぶしくらいに腫れてしまったら、これはヤバいサインだぞと思ってクリニックに連絡をいただいた方がいいと思います。
腫れた場合はどういった処置をするの?
ホーヒー:処置って何すんのよ〜…
柴田院長:ホーヒーが心配そうに言っていますが、処置は中で血液がたまっているので抜くんですね。まだ手術から24時間とか48時間とか72時間以内ぐらいであれば、傷がまだ塞がってないですので、絞るようにして、ドクターが押し出すと中からたまっている血が外に出ていきます。そうすると問題はないと判断する。ただ、中で腫れ続けている状態は、もしかしたら血管の止血が甘かったの可能性もあるので、部分的に傷をちょっと糸を外して、出血している箇所を見つけて、電気メスで再度止血をするということがあります。これが内出血に対する対処法だと思って下さい。
まとめ
柴田院長:今回は結構怖い話と思われたかもしれませんが、72時間以内に起こるリスクとして一番可能性が高いこととしては、内出血なんですね。これはそうそうある事ではないです。処置が必要なほど大きく腫れ上がるというのは、私も年間でですね、800人から1000人近い包茎手術を受ける患者さんの対応しておりますけれども、実際にここまで腫れ上がって処置が必要になるケースというのは1件2件あるかないか、なんですね。なので、非常に少ない、皆さん注意事項を守っていただいて、包帯が外れないように過ごしていただいたりしてます、で、特に体格がいい方はですね、かなり強く包帯で圧迫しますので、そういうリスクができるだけ少ないようにしております。
注意事項を守れば腫れ上がったりする事はほとんどなく、体格の良い方もご安心下さい
柴田院長:ただそういった場合にそのオシッコが出にくいので、その点だけご承知おきいただければと思います。今回は、包茎手術後72時間以内に起こるリスクとして代表格である内出血についてお届けしました。ちょっと怖い回だったかもしれませんが、参考にして下さい。ありがとうございました。
ホーヒー:はぁ〜…聞いてて怖かったわぁ〜。