【包茎手術】包茎手術を受ける際は医者の前で勃起させないといけない!?
登場人物
柴田院長:お受けいただきやすい価格、良質な美容医療を提供する地元密着型クリニックの院長先生。
ホーヒー:マスコットキャラクター。
包茎手術を受けるなら医者の前で勃起させなきゃダメ?
柴田院長:こんにちは。柴田です。
ホーヒー:ホーヒーです。今回はこんな都市伝説が回ってたらそれは包茎手術の決心できねえだろっていう質問。
柴田院長:え?何?どんな話が回ってるの?
ホーヒー:包茎手術を受けるときは普段と勃起した長さを測って手術をするからお医者さんの前で勃起させる必要があるっていう噂。俺もそれ心配なんだよ~人前で勃起させられるかっつーの。そんなに自信あったら手術受けねえわ!
柴田院長:確かに。実はよく聞かれる質問です。
この答えは結論から言うと「ノー!」です。包茎手術のときに勃起させる必要はありません。
勃起しなくても勃起した時の長さはわかる
ホーヒー:でも勃起したときと普段のときの長さの差を知っておかないと、お医者さんも皮を取る長さが決められないじゃん?
柴田院長:そうなんだよね。その誤解がこの都市伝説ともいえる噂を生んだと言えるでしょう。勃起させなくても勃起したときのペニスの長さは分かります。
ホーヒー:え?なんで?
柴田院長:勃起させなくても普段の状態でマックスで勃起した長さは分かるんですね。専門的な話になりますが、ペニスは主に海綿体と呼ばれる収縮性に富んだ軟らかいスポンジのようなつくりになっています。触ってみると軟らかいですね。ちょっと弾力のある軟らかい素材でできています。脳から勃起しなさいという信号が出てくると、ペニスに向かって血液が集まってくる。スポンジ状の海綿体は集まってきた血液によってパンパンに膨らんで、普段は軟らかいフニャフニャっとしたペニスが硬くパンパンになるんですね。こういったペニスの構造によって勃起ってするわけです。
どうやって勃起時の長さを確認するの?
ホーヒー:勃起しなくても勃起の長さを知るにはどんな方法があるのよ?
柴田院長:ゴムを引っ張ると緊張状態になるまで伸びるんですね。ペニスも同じです。ゴムと一緒で勃起していない普段の状態のペニスを引っ張るとマックスで膨張した長さ、これが想定できるんですね。皆さんもこの後お風呂で引っ張ってみると分かります。その長さに合わせて皮を残しておけば、勃起して皮が足りなくなるということにはならないんです。ペニスの皮は体の中でも最も伸び縮する部分なので、皮はペニスの長さに合わせてきちんと伸びてくれます。
引っ張った時の長さに合わせて皮を残しておけば勃起時に皮がたりなくなるという事はない
包茎手術はどの医者に頼んでも大丈夫?
ホーヒー:じゃあ、どんな医者に包茎手術を頼んでも失敗はないな。
柴田院長:そうはいかないんですね。勃起時を想定して引っ張ることが大事なんですけれども、適当に引っ張ると余った皮の度合いが分からなくて、皮が残って、またかぶっちゃう。逆に悲惨なのは勃起時の状態をきちんと想定できなくて皮を必要以上に取ってしまうということ、これが怖いんですね。勃起したときに皮が突っ張ってしまう状態に仕上げてしまうと十分ペニスが伸びなくなってしまう。もちろんピンピンに皮が突っ張ってしまうので、それ以上はペニス自体が膨らまないんですね。実は経験の浅い新人ドクターにはこの余った皮の計測がうまくできなくて、デザインのときに横に付いている先輩ドクターから何回も「それ違う、それ違う」というふうに、もちろん患者さんが寝ていますから大きな声では言えないけれども、何らかのサインが出て、何回もデザインを消してやり直しをさせられるというのはよく研修中のドクターにあることなんですね。そうやって繰り返し間違いながら覚えていくものなんですね。
研修ドクターは上手く計測できず何度もやり直しされている
ホーヒー:勃起して皮が足んないとかマジで勘弁してほしい。
柴田院長:こればっかりは経験だからね。包茎手術が成功するかどうかはデザインで決まるというふうにいわれるくらいデザインって大事なんです。なので、勃起したときの長さが予測できないような新人ドクターとかアルバイトドクターには絶対に任せない方がいいわけです。
長さを予測できない新人・アルバイトドクターに要注意!!
ホーヒー:そんなの俺らから見分けつかねえじゃん!「あんた新人?アルバイト?」って聞いて「はい!」って正直に答えねえだろ!
柴田院長:そうだね。「私、新人です」っていうふうには答えないと思います。皮を取られ過ぎるというのは本当に悲惨で、勃起するたびに大変です。パンパンに突っ張ります。皮がなじむまでは、それこそ年単位で相当な期間が必要で、その間はエッチどころじゃないともいわれています。朝立ちなんかもしますし、日常生活で勃起するんですけれども、そのたびごとに非常に痛むのでなかなかまともな生活が送れないとも言えます。包茎手術後も皮が余ってしまっているというのであれば、もう一回包茎手術はできるんですけれども、この皮が足りないという場合は原則皮に余裕が出るまでは待つしかないわけですね。だから失敗しないためにも担当するドクターが誰かっていうことをきちんと患者さん側が把握して、経歴を調べる。今はパソコン、スマホで簡単にお医者さんのことを調べられる時代です。仮に自分のお子さんとか、あるいは親御さんが何かの手術を受けることになったら、どんなドクターが担当するのかなって調べると思うんですね。自分の大事なペニスを託すわけですから、親御さんや子どもさんが受けるぐらい大事と思って真剣に調べてからでも遅くないと思います。
大事なペニスを託すので、担当のドクターの経歴などきちんと調べましょう
ホーヒー:俺はもう下手くそが包茎手術やってる現実にえらい腹が立つよ!
柴田院長:ちょっと調べれば、そのドクターが経験があるのかどうかというのは分かるんですけどね。どうしてそれをやらないのかなっていうふうに不思議になってしまいます。担当のドクターの名前や経歴が出ていないんだったらそこはやめた方がいい。そのクリニックでは受けるべきではないと思います。上手なドクターは世間にたくさんいますので、それを調べて、そのドクターから説明を聞いてから手術をするかどうか決断した方がいいと思います。
まとめ
柴田院長:今回は包茎手術のときに勃起させなきゃいけないの?の疑問に答えました。これはいわゆる都市伝説で手術の前に勃起させる必要はありません。安心してください。今回もお聞きいただきありがとうございました。